開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8021200003
子ども理解に基づく教育の理論と実践Ⅰ
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
川﨑 徳子[KAWASAKI Tokuko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
川﨑 徳子 [KAWASAKI Tokuko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
乳幼児期から児童期、更には生涯にわたる発達の観点から、それぞれの時期の子どもの発達や発達の特性と環境とのかかわり方などを捉えなおし、ふさわしい教育方法や教育環境について、子どもの感じている世界を見つめることなど、子ども理解のあり方を検討していく。また、文献等の実践に関する資料や実践事例の検討と、それぞれの体験を重ねながら振り返ることを通して専門性としての子ども理解につながる思考を鍛えていく。
授業の到達目標
人の生涯発達の観点から、教育の営みを考えるために必要な子どもの見方、捉え方について実践的な感覚を身につけるとともに、子ども理解を踏まえてそれぞれの時期に応じたふさわしい教育方法や教育環境について検討することができる。
授業計画
【全体】
資料や事例等をもとに、乳幼児期から児童期、更には生涯にわたる発達の観点から、それぞれの時期の子どもの発達や発達の特性と環境とのかかわり方などを捉えなおし、ふさわしい教育方法や教育環境について、子どもの感じている世界を見つめることなど、子ども理解のあり方を検討していく。また、文献等の実践に関する資料や実践事例について、演習やグループワークなどでの検討を行いながら、具体的に各々の実践や体験を振り返り、また、重ねながら、専門性としての子ども理解につながる思考を鍛えていく。(担当形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
第1回:子ども理解再考
教育実践における子ども理解について考える
課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第2回
第2回:乳幼児期の子どもの遊びと発達の捉え方について①
①幼児期の遊びの意義と発達について
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第3回
第3回:乳幼児期の子どもの遊びと発達の捉え方について②
②幼児期から学童期への繋がりについて
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第4回
第4回:保育の評価、教育の評価
保育の評価、教育の評価について、子ども理解の観点から考える
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第5回
第5回:保育と教育、繋がりと連携を考える
保育と教育、幼児期の生活、保育から小学校以降の教育への繋がりと連携を考える
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第6回
第6回:実践事例から学ぶ①(文献及び事例から考える)
①子ども理解と保育者、教師の在り方について
教育実践における子ども理解とは
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第7回
第7回:実践事例から学ぶ②(文献及び事例から考える)
②子ども理解と保育者、教師の在り方について
実践の現場に身をおいて考えるということ
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第8回
第8回:実践事例から学ぶ③子どもの自己実現と教師の自己実現
③子ども理解と保育者、教師の在り方について
子どもの自己実現と教師の自己実現
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第9回
第9回:文献購読
実施授業等から検討する
教育実践、授業等の振り返りについて考える。
省察とは。
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第10回
第10回:文献購読
子どもの行為を表現として見る①
省察することから考える
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第11回
第11回:文献購読
実施授業等から検討する
子どもの行為を表現として見る②
子ども理解と記録、考察の意味を考える、
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第12回
第12回:文献購読
子どもの行為を表現として見る③
子ども理解と記録、教育実践へのつながりを考える
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第13回
第13回:文献購読
実施授業等から検討する
子どもの発達と教育、教師の役割について考える
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第14回
第14回:文献購読
教育と計画について考える
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第15回
第15回:文献購読、まとめ
これまでの内容を振り返り、教育における子ども理解と省察について、自分なりのイメージをもちながら、これからの教育実践に対する自分なりの思いをもつ。
授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
授業内での課題等への取り組み状況 50%、最終レポート課題 50%
教科書にかかわる情報
備考
テキストは受講者の状況に応じて使用。あるいは、講義資料に基づいて授業を行う。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
子ども学のはじまり
ISBN
4577810085
著者名
津守真著
出版社
フレーベル館
出版年
1979
参考書
書名
保育者の地平 : 私的体験から普遍に向けて
ISBN
4623027422
著者名
津守真著
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
1997
備考
幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領、及び、解説書(文部科学省・厚生労働省・内閣府)平成30年3月
津守真『子ども学のはじまり』2009 フレーベル館
大塚類、遠藤野ゆり、大石英史、川﨑徳子、磯崎祐介著『エピソード教育臨床 -生きづらさを描く質的研究-』2014 創元社
メッセージ
課題に対する準備有
キーワード
子ども理解、人間理解、発達、教育
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
子ども理解に基づく教育の理論と実践Ⅱ
履修条件
人の発達、子ども理解、教育原理、授業実践(保育実践等)に関する基本的な事項についての知識があることが望ましい。
連絡先
川﨑研究室:教育学部4階 C437室
電話・ファックス:083-933-5441
メールアドレス:tokotoko@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで対応
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