開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8021200004
保育実践の理論と課題
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中島 寿子[NAKASHIMA Hisako]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中島 寿子 [NAKASHIMA Hisako]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業では、幼稚園における環境を通しての教育、遊びを通しての総合的指導、子どもの発達に応じた指導等、実践的保育力の基盤となる理論について、様々な文献をもとに討議をしながら学習する。小学校教育との円滑な接続や、実践的保育力を高めるための研修の基盤となる理論についても学習する。これらの理論をふまえて様々な実践についても討議する中で、現在の保育実践における課題についても探究していく。
授業の到達目標
実践的保育力を高めるための基盤となる保育理論を理解することができる。また、その保育理論を様々な保育実践について討議する際にも活用し、実践的保育力を高めるための自身の課題についても具体的に考えることができる。
授業計画
【全体】
第1回オリエンテーションで受講者が関心をもつことについても報告し合い、その内容もふまえて取り上げる文献や保育実践を選定する。
第2回からは、各テーマに関連した文献や保育実践記録(映像記録、文字記録等)を検討し、その根底にある理論について理解する。その後の討議の中では、自分なりに見出した課題についても報告し合う。
授業の最後には小レポートを作成して提出する。
次回の授業は、始めに小レポートの内容をもとにした振り返りをした上で、学習に取り組むようにする。
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
・シラバスをもとにしたオリエンテーション
・受講者が関心のあることについての報告
シラバスを読み、授業の概要を理解する(目安時間:2時間)。授業の復習をする(目安時間:2時間)。
第2回
環境を通して行う教育(1)
文献をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第3回
環境を通して行う教育(2)
実践例をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第4回
遊びを通しての総合的な指導(1)
文献をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第5回
遊びを通しての総合的な指導(2)
実践例をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第6回
子どもの発達に応じた指導(1)
文献をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第7回
子どもの発達に応じた指導(2)
実践例をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第8回
中間まとめ
これまでの学習の振り返り
とまとめ
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第9回
小学校教育との円滑な接続をはかるための実践(1)
文献をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第10回
小学校教育との円滑な接続をはかるための実践(2)
実践例をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第11回
保育の質を高めるための研修(1)
文献をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第12回
保育の質を高めるための研修(2)
実践例をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第13回
保育の質を高めるための実践研究
文献をもとにした討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第14回
まとめ(1)
まとめレポートの報告と討議
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
第15回
まとめ(2)
これまでの授業の振り返りとまとめ
課題をもとにした事前学習。授業内容の復習。(目安時間:各2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: 20% D: 30%
成績評価法
討議への参加度、授業内レポート、授業外レポートをもとに評価する。
討議への参加度30%、授業内レポート30%、授業外レポート40%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
幼稚園教育要領解説
ISBN
9784577814475
著者名
文部科学省
出版社
フレーベル館
出版年
2018
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
指導と評価に生かす記録
ISBN
9784805403099
著者名
文部科学省
出版社
チャイルド本社
出版年
2021
参考書
書名
幼児理解に基づいた評価
ISBN
9784805402832
著者名
文部科学省
出版社
チャイルド本社
出版年
2019
参考書
書名
幼児の思いをつなぐ指導計画の作成と保育の展開
ISBN
9784805402993
著者名
文部科学省
出版社
チャイルド本社
出版年
2021
備考
参考図書は授業内でも紹介します。
メッセージ
キーワード
幼稚園 幼児 保育実践 幼児教育 環境
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
教育学部C棟436 中島研究室 TEL083-933-5443 Email:hisako-n@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 昼休み
メールでも随時対応していますので、ご連絡ください。
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