開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
未定
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8021200005
国語科教育指導法特論Ⅰ[Studies in Japanese Teaching Education I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
坂東 智子[BANDOH Tomoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
坂東 智子 [BANDOH Tomoko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
国語科教育の理論や実践に関する先行研究論文や実践記録等を参照しつつ、小学校・中学校・高等学校における国語科教育が抱える今日的課題についての認識を深め、自分の見解をまとめて発表を行う。レジメの作成や発表・自由討議を経て、課題への理解の深化を図り、国語科学習改善の方途を探る。
授業の到達目標
国語科教育が抱える現代的課題について背景を理解し、広い視野から多角的に検討し考察することを通して授業改善への強い意欲を持つことができる。
授業計画
【全体】
現在の国語科教育が抱える諸問題について、史的検証を加えつつ、教材・指導内容・方法・評価などについて、それぞれが資料を用意し発表を行い、自由討議を重ねて、理解の深化を図っていく。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業方法・授業内容の説明
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第2回
国語学力観をめぐる演習発表と自由討議
戦後の代表的な国語学力観についての検討を行い理解を深める。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第3回
国語科教育の目標論についての演習発表と自由討議
戦後の小中高国語科の教科目標の変遷をたどり、現在の指導要領の教科目標について理解を深める。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第4回
国語科の学習材についての演習発表と自由討議
国語科の教材選定の観点について整理することで、教材開発の意味を明らかにする。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第5回
国語科の内容についての演習発表と自由討議1
小中高の音声言語教育の歴史をたどり、現在の指導とこれからの指導の方向性を考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第6回
国語科の内容についての演習発表と自由討議2
小中高の文字言語教育の歴史をたどり、現在の指導とこれからの指導の方向性を考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第7回
国語科の内容についての演習発表と自由討議3
読解リテラシーとは何か、OECDによる定義や諸外国の定義を参照しつつ理解を深める。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第8回
国語科の指導法についての演習発表と自由討議1
説明的文章の指導についての歴史をたどり、現在の指導とこれからの指導の方向性を考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第9回
国語科の指導法についての演習発表と自由討議2
文学的文章の指導についての歴史をたどり、現在の指導とこれからの指導の方向性を考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第10回
国語科の指導法についての演習発表と自由討議3
書くことの指導についての歴史をたどり、現在の指導とこれからの指導の方向性を考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第11回
国語科の指導法についての演習発表と自由討議4
古典の指導についての歴史をたどり、現在の指導とこれからの指導の方向性を考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第12回
国語科の指導法についての演習発表と自由討議5
語彙の指導についての歴史をたどり、現在の指導とこれからの指導の方向性を考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第13回
国語科教育の現代的課題についての演習発表と自由討議1
情報科時代の読書指導についての課題を明らかにし、今後の指導の方向性を探る。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第14回
国語科教育の現代的課題についての演習発表と自由討議2
パフォーマンス課題とその評価法についての理解を深める。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第15回
総括
振り返り、レポート作成に向けての準備
授業計画に沿って復習(学修時間の目安4時間以上)(レポート作成の準備)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
授業内のレポート、作成した資料、発表内容、質疑応答などで評価します。
作成した資料、発表内容 55パーセント、討議内容 45パーセント
教科書にかかわる情報
教科書
書名
新たな時代の学びを創る 中学校高等学校 国語科教育研究
ISBN
9784491037677
著者名
全国大学国語教育学会編
出版社
東洋館出版社
出版年
2019
備考
適宜プリントを用意する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
国語科重要用語事典
ISBN
9784181906184
著者名
高木まさき他編著
出版社
明治図書
出版年
2015
参考書
書名
国語教育指導用語辞典第5版
ISBN
9784316804613
著者名
田近洵一他編
出版社
教育出版
出版年
2018
参考書
書名
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編
ISBN
著者名
文部科学省
出版社
東洋館出版社
出版年
2018
参考書
書名
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編
ISBN
9784491034706
著者名
文部科学省
出版社
東洋館出版社
出版年
2018
参考書
書名
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 国語編
ISBN
著者名
文部科学省
出版社
東洋館出版社
出版年
2019
備考
授業中に適宜参考書、参考論文について紹介する。
メッセージ
キーワード
国語科教育 教材研究 指導法研究 授業研究
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
坂東智子:t.bando@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜12:00~12:40。質問等が有る場合は、上の連絡先に事前にメール連絡をしてください。
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