タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 未定   7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8021200020 体育科教育指導法特論Ⅱ[Studies in Teaching Health and Physical EducationII] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
青木 健[AOKI Ken]
担当教員[ローマ字表記]
青木 健 [AOKI Ken], 斉藤 雅記 [SAITOH Masaki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
保健体育授業における保健科教育の目的・学習項目や内容・指導上の留意事項等を理解した上で、保健科教育における授業づくりの諸契機に関する諸案を検討し、その概要を理解する。それらを基に、質の高い保健科教育の実践力を養う。
授業の到達目標
保健科教育の授業づくりに関する目標論、教育内容論、学習指導論、カリキュラム・教材構成論、学習評価論に分節して概説するなかで、自らが描く質の高い保健の授業像をより明確化していく上で必要な諸課題について考え、まず指導者自ら解決する能力を向上できる。
授業計画
【全体】
まず、児童・生徒にかかわる健康課題に関する基本知識を習得するとともに学習指導要領に示されている小学校、中学校ならびに高等学校での「保健」分野の目標・内容・学習指導計画、授業実践にあたってのポイントや問題点等について理解を深める。それらを基にして、教材づくりや授業づくりの視点や方法について学修する。その後、教科書における各単元ごとのつながりについて検討していく。また各自のもつ「保健学習」のイメージを実践の形に具体化するで、保健授業に関する授業開発力ならびに実践力の向上をはかれるよう展開していく。
授業の形態については、授業回により複数(青木・斉藤)ならびに単独(青木)で担当をする。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション (担当:青木・斉藤)  授業の進め方
保健体育科における「保健学習」の位置づけについて
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第2回 保健科教育の目標論(1)
(必要な力)(担当:青木・斉藤) 
求められる知識・知的能力について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第3回 保健科教育の目標論(2)
(目標へのプロセス)(担当:青木)
到達目標・方向目標について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第4回 保健科教育の教育内容論(1)
(保健科教育における構成)(担当:青木)
新学習指導要領の構成論について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第5回 保健科教育の教育内容論(2)
(系統性のある教育について)(担当:青木)
保健教科書の内容検討 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第6回 保健科教育のカリキュラム編成論 (担当:青木) 保健教科書から見るカリキュラム構成について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第7回 保健科教育のカリキュラム・マネジメント論 (担当:青木) マネジメントの観点から保健教科書を考える 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第8回 保健科教育の学習指導論(1)
(主体的学習の方法論)(担当:青木)
保健学習における知識伝達の授業から主体的学習への転換 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第9回 保健科教育の学習指導論(2)
(主体的学習の実践法)(担当:青木)
保健科教育における主体的学習の展開事例検討 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第10回 保健科教育の教材構成論(1)(教材づくり論)(担当:青木) 教育内容と授業形態・授業モデルについて 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第11回 保健科教育の教材構成論(2)(教材分類論)(担当:青木) 保健科教育で用いる教材や学習の手法について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第12回 保健科教育の教材構成論(3)(共同学習論)(担当:青木) 保健科教育における共同学習の進め方 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第13回 保健科教育の学習評価論(1)(相対評価と目標準拠評価)(担当:青木) 保健科教育における主体的学習に対する評価の仕方について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第14回 保健科教育の学習評価論(2)(評価計画づくり)(担当:青木) 保健科教育における主体的学習に対する評価計画の作成 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う
第15回 保健科教育の学習評価論(3)(評価の分析)(担当:青木) 保健科教育における主体的学習に対する評価について実際の資料を用いて分析する これまでの授業で学んだ内容について、総合的な観点から復習(4時間)を行う
第16回 まとめ
試験 (担当:青木・斉藤)
全内容の振り返りとまとめ これまでの授業で学んだ内容について、総合的な観点から復習(4時間)を行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 30% C: --% D: 20%
成績評価法
授業への参加態度、宿題・授業外レポート、受講者の発表(プレゼン)、学期末の筆記テストで評価します。
【授業への参加態度 35%、宿題・授業外レポート 20%、受講者の発表(プレゼン)20%、学期末の筆記テスト 25%、出席 欠格条件】
教科書にかかわる情報
備考
適宜、プリント等の資料を配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 小学校学習指導要領解説 体育編 ISBN 9784491034676
著者名 文部科学省 出版社 東洋館出版社 出版年
参考書 書名 中学校学習指導要領解説 保健体育編 ISBN 9784827815764
著者名 文部科学省 出版社 東山書房 出版年
参考書 書名 高等学校学習指導要領解説 保健体育編 体育編 ISBN 9784827815689
著者名 文部科学省 出版社 東山書房 出版年
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • 気候変動に具体的な対策を
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:教育学部C棟125室(青木)
メール:aoki.ken@yamaguchi-u.ac.jp(青木)
    mask@yamaguchi-u.ac.jp(斉藤)
オフィスアワー
メール・対面にて随時受け付けている

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