タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月1~4   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8021500002 行動問題解決支援論[Practice for Behavioral Problem-solving Support] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
須藤 邦彦[SUTOH Kunihiko]
担当教員[ローマ字表記]
須藤 邦彦 [SUTOH Kunihiko], 宮木 秀雄 [MIYAKI Hideo], 松岡 勝彦 [MATSUOKA Katsuhiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
特別支援学校や特別支援学級を含む様々な教育現場において教師を悩ます行動問題について、そのアセスメント方法、指導介入案の立案、指導介入の実施、効果評価に至る一連のプロセスについて、応用行動分析の基礎理論を踏まえた事例を通して検討する。
授業の到達目標
特別支援学校や特別支援学級を含む様々な教育現場における行動問題について、そのアセスメント方法、指導介入案の立案、指導介入の実施、効果評価に至る一連のプロセスについて応用行動分析の基礎理論を通して学び、行動問題の解決・改善に関するアイディアを出すことができる。
授業計画
【全体】
知的能力障害、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒に対する行動問題のアセスメント方法、指導介入案の提案、効果評価、実施上の留意点等について検討する。【担当形態:オムニバス】
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 応用行動分析の基礎的な理論に関する学習(松岡勝彦、須藤邦彦) 行動の捉え方や行動随伴性など 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第2回 応用行動分析の行動問題に関する基礎的な理論の学習(須藤邦彦) 行動の機能や機能的アセスメントなど 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第3回 行動理論と実践支援への対応事例1(事例集や書籍中心)(須藤邦彦) 主に、知的能力障害やその他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施並びに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第4回 行動理論と実践支援への対応事例2(事例集や書籍中心)(須藤邦彦) 主に、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第5回 行動理論と実践支援への対応事例1(事例集や書籍と実践現場経験の複合)(須藤邦彦) 主に、知的能力障害その他の障害のある児童生徒の行動や問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価(主に、事例集や書籍から実践現場への応用) 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第6回 行動理論と実践支援への対応事例2(事例集や書籍と実践現場経験の複合)(須藤邦彦) A主に、SD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒の実践場面における行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価(主に、事例集や書籍から実践現場への応用) 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第7回 行動理論と実践支援への対応事例3(事例集や書籍と実践現場経験の複合)(須藤邦彦) 知的能力障害、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価(主に、実践現場での応用) 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第8回 行動理論と実践支援への対応事例4(事例集や書籍と実践現場経験の複合)(須藤邦彦) 知的能力障害、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価(主に、実践現場での応用) 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第9回 行動問題への対応事例1(これまでの理論的学習と実践経験を踏まえた省察中心)(須藤邦彦) 主に、知的能力障害やその他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第10回 行動問題への対応事例2(これまでの理論的学習と実践経験を踏まえた省察中心)(須藤邦彦) 主に、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第11回 行動問題への対応事例1(支援の効果評価中心)(宮木秀雄) 主に、知的能力障害やその他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第12回 行動問題への対応事例2(支援の効果評価中心)(宮木秀雄) 主に、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒の行動問題へのアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第13回 行動問題への対応事例1(積極的な行動支援)(宮木秀雄) 主に、知的能力障害やその他の障害のある児童生徒への積極的な行動支援行に関するアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第14回 行動問題への対応事例2(積極的な行動支援)(宮木秀雄) 主に、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒への積極的な行動支援に関するアセスメント及び指導介入の実施ならびに効果評価 学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第15回 総括と今後の展望(須藤邦彦) 様々な障害のある児童生徒への行動問題の改善に関する今後の課題ほか レポート課題を指示する。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 80%
成績評価法
授業外レポート20%、授業態度・授業への参加度30%、受講者のプレゼン40%、演習10%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は指定しません。資料を配付し、それに基づいて授業を展開します。
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
事例検討(プレゼンターション、質疑応答、総合討論など、ディスカッションなど)を中心に実践的指導力の基礎を身に着けることを目的としています。
キーワード
発達障害、行動問題、アセスメント、指導介入、効果評価
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
行動問題解決支援演習
履修条件
連絡先
suto[at]yamaguchi-u.ac.jp (須藤)
*[at]を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
授業期間中の月曜日16:20~17:30まで。
必ず事前にメールで連絡すること。

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