開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
集中
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8021740002
教職総合実践Ⅱ[Professional Practice in Education II]
日本語
8
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
和泉 研二[WAIZUMI Kenji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
和泉 研二 [WAIZUMI Kenji], 森下 徹 [MORISHITA Tohru], 佐野 崇幸, 藤上 真弓 [FUJIKAMI Mayumi]
特定科目区分
対象学生
教育実践
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本授業においては,教育現場において体験的に課題を把握することが,主な内容となる。学校実習校では,教育現場の様々な活動に積極的に参加し,学校での実際の教育活動はどのようなものであるかを知り,体験を通して課題を把握する。
授業の到達目標
教職実践開発コースでは、即戦力として活躍できる高度な授業実践力と展開力を持ち、新しい学校づくりの担い手となり得る新人教員を養成することを目的としています。教職総合実践IIでは、教職総合実践Iの成果と課題を踏まえながら、さらに実践的な授業を立案・実行することができる力(実践的授業力)、絶えず実践を省察しながら実践研究を推進することができる力(自己省察力・実践研究開発力)を身につけることを目標としています。
授業計画
【全体】
(担当形式:複数で担当)
〔事前の準備〕
・学校実習での自身の課題等について整理する。
〔学校実習中〕
各項目(1)について
・ポートフォリオを作成しながら,授業の状況や教師の仕事について十分把握する。
・授業や教師の学校での取り組み各観点について整理する。
・大学指導教員,実習校指導教員を交えて,学校の状況や取り組みについて報告する。
各項目(2)について
・授業等を実践し,授業実践力の基礎を身につける。
・学級担任の仕事を経験し,学級担任の仕事を知る。
・大学指導教員,実習校指導教員と学校課題について協議し,学校課題を明確にする。
〔事後の振り返り〕
・日録等により、学校実習での成果と課題をまとめる。
*本授業として、学校実習1回(1日)6時間、前期20日・後期20日を目安として、通年で40日間学校実習を行うこと(計240時間(8単位))。なお、実習校の状況もあるため、どの項目のテーマをどの順番で始めてもよいが、偏りなく満遍に行うこと。日録の記載にも注意すること。
*各回のシラバスは、1期分(20日(20回)分)を示す。前期と後期のそれぞれで実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
学校実習1:オリエンテーション、実習準備
・ポートフォリオを作成しながら,授業の状況や教師の仕事について十分把握する。
・授業や教師の学校での取り組み各観点について整理する。
・大学指導教員,実習校指導教員を交えて,学校の状況や取り組みについて報告する。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第2回
学校実習2:授業力の基礎、学級担任の役割、学校課題(1)
授業力の基礎、学級担任の役割、学校課題について、学校実習に取り組む課題を明確にする。また、実習後、自身の成長・発展を意識して省察を行う。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第3回
学校実習3:授業力の基礎、学級担任の役割、学校課題(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第4回
学校実習4:組織力向上(1)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第5回
学校実習5:組織力向上(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第6回
学校実習6:人材育成・研修体系(1)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第7回
学校実習7:人材育成・研修体系(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第8回
学校実習8:学力向上(1)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第9回
学校実習9:学力向上(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第10回
学校実習10:生徒指導・教育相談(1)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第11回
学校実習11:生徒指導・教育相談(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第12回
学校実習12:校種間連携(1)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第13回
学校実習13:校種間連携(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第14回
学校実習14:地域連携・コミュニティ・スクール(1)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第15回
学校実習15:地域連携・コミュニティ・スクール(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第16回
学校実習16:特別な教育的支援を必要とする児童生徒(1)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第17回
学校実習17:特別な教育的支援を必要とする児童生徒(2)
明確にした学校課題、自身の成長課題に基づき、学校実習に取り組む。省察に基づき、成長・発展を意識して具体的に実習に取り組む。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第18回
学校実習18:実習を通した自己の課題の探求(1)
学校実習を通して、特に深めたい課題を設定し、総合的に探求する。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第19回
学校実習19:実習を通した自己の課題の探求(2)
学校実習を通して、特に深めたい課題を設定し、総合的に探求する。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
第20回
学校実習20:各期の学校実習のまとめ
・ポートフォリオや日録に基づき,実習の成果と課題をまとめる。
・大学指導教員,実習校指導教員を交えて,学校実習を振り返りながら、熟議を通して、今後の成長に繋げる。
学校実習の計画立案(2時間以上)、日録記入と省察(2時間以上)
前期1回、後期1回
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 20% C: 60% D: 10%
成績評価法
事前指導・実習計画15%、実習状況30%、実習日録40%、中間・事後指導15%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
小学校学習指導要領
ISBN
著者名
出版社
出版年
教科書
書名
中学校学習指導要領
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
特に定めない
メッセージ
キーワード
学校実習 課題研究 授業力向上 生活指導 教師の役割 教員集団の相互理解 地域との連携 教育的課題 組織力向上 人材育成 研修体制 学力向上 生徒指導 教育相談 特別支援 校種間連携 地域連携 コミュニティ・スクール
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
和泉研二 bec20@yamaguchi-u.ac.jp
森下 徹 morisita@yamaguchi-u.ac.jp
佐野 崇幸 t-sano@yamaguchi-u.ac.jp
藤上 真弓 fujikami@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜5コマ
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