タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8022100003 特別支援教育モデルケーススタディ 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
宮木 秀雄[MIYAKI Hideo]
担当教員[ローマ字表記]
宮木 秀雄 [MIYAKI Hideo], 久冨 貴司
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
現行の特別支援学校学習指導要領に盛り込まれた理念・原理等を押さえながら、受講生が関心を有する研究テーマに関する文献や実践事例を、前述の特別支援教育の基礎理念の観点を含めたかたちで発表者にレジュメ(プレゼンテーション資料)をもとに紹介させ、その内容について全員で討論する。特別支援学校並びに小学校・中学校の特別支援学級に在籍する知的障害児、発達障害児、肢体不自由児等への個に応じた指導の望ましいあり方について、実務家教員の学校現場における経験からの実情を踏まえながら、その今日的課題と今後の展望を含めつつ検討し、理論と実践との高度な融合をはかる。
授業の到達目標
知的障害児、発達障害児、肢体不自由児を中心とした特別支援教育における学習指導の基本原理である「個に応じた指導」の実施に関して、その現状と課題、教具類の機能、指導法等について、文献や実践事例を通し、批判的・建設的に分析できる。また、積極的な議論を通し、実践事例の経過や今後の課題を分かりやすくまとめ、プレゼンテーションすることができる。
授業計画
【全体】
キーワードに沿った特別支援教育に関する実践・事例研究を講読することを中心に、その理論的背景や方法等についての理解を深めるとともに、実践を批判的に分析し、考察していく。(複数)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 授業の目標と進め方、シラバスの説明、成績評価の方法の確認(久冨) シラバスの確認、プレゼンテーションの準備(4時間)
第2回 育成を目指す資質・能力についての講義及び討論 育成を目指す資質・能力の「三つの柱」(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)

第3回 特別支援学校学習指導要領についての講義及び討論 特別支援学校学習指導要領の特徴(小学校等の学習指導要領との関連性等)(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第4回 特別支援学校における学習指導と評価の在り方についての講義と討論 特別支援学校における学習指導と評価の在り方(観点別学習状況評価等)(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第5回 特別支援学校におけるアクティブ・ラーニングについての講義と討論 特別支援学校におけるアクティブ・ラーニングの在り方(「主体的・対話的で深い学び」)(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第6回 特別支援学校の学習計画案とアクティブ・ラーニングについての講義と討論 特別支援学校の学習計画案とアクティブ・ラーニングの望ましい関連性(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第7回 特別支援学校におけるキャリア教育についての講義と討論 キャリア発達とキャリア教育(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第8回 受講生による文献発表と討論 知的障害児への自立活動の在り方(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第9回 受講生による文献発表と討論 肢体不自由児への支援の在り方の基本(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第10回 受講生による文献発表と討論 通常学級における特別支援教育の必要な子どもへの適切な支援(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第11回 受講生による文献発表と討論 自閉症スペクトラムのある子どもへの適切な支援(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第12回 受講生による文献発表と討論 自閉症スペクトラムのある子どもへの適切な支援(久冨) プレゼンテーションの準備(4時間)
第13回 受講生による文献発表と討論 保護者への寄り添い方、適切な支援方法(久冨・宮木) プレゼンテーションの準備(4時間)
第14回 受講生による文献発表と討論 関係機関との連携による支援の方法(久冨・宮木) プレゼンテーションの準備(4時間)
第15回 演習の総括 全体的な内容についての協議と質疑応答(久冨) これまでの内容を振り返り、今後の課題について整理をする。(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 70%
成績評価法
討議(協議)への積極的な参加・貢献度 70%、プレゼン資料の内容等 30%
教科書にかかわる情報
備考
適宜、資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
質問はメールにて随時受け付けている。
キーワード
特別支援教育 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
久冨貴司(t-hisadomi@yamaguchi-u.ac.jp)
宮木秀雄(miyaki@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
月曜日・水曜日の午前中

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