タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木1~4   6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8022100006 教育行財政の制度と課題A[Public Administration and Finance of Education : The System and its Problems A] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
静屋 智[SHIZUYA Satoru]
担当教員[ローマ字表記]
静屋 智 [SHIZUYA Satoru], 小杉 進二 [KOSUGI Shinji], 松田 靖 [MATSUDA Yasushi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
教育に関する政策がどのようにして決定され実施されているのかについて,教育制度,教育行財政の実情,教育内容,学校経営等の点から考察し,学校現場での学校経営課題とどのように関連しているかを研究する。実際の教育委員会の教育施策と学校課題研究校Ⅰ・教育実践協力校における取組の成果や課題を分析・検証する中で,教育行政機関と連動した学校の実効的計画や課題解決に向けた組織運営のあり方,取組の分析・評価のあり方等についてミドルリーダー・管理職としての視点をもって実践的に解明する。
県教委教育調整監や市教委課長、また県教委審議監や校長を務めた実務家教員が、多様な経験を生かして教育現場の課題解決につながる授業を行う。
授業の到達目標
教育政策の流れや教育政策形成のプロセス,変動する学校の教育システムの実情と課題等を理解するとともに,現在の学校が抱える教育課題を踏まえて学校経営を行う際に重視すべきことについて身に付ける。国や地方行政の教育施策の論点や教育政策形成の具体と学校が抱える教育的課題を研究し,学校の課題解決に向けた学校経営ビジョンの構築にかかる実践研究をとおして,学校運営にかかる実践的指導力を高めることができる。
授業計画
【全体】
現在の教育政策の論点と学校が抱える教育課題への反映について理解を深める。管理職としての視点をもって学校が抱える教育課題を捉え、学校経営、学校の組織的な取組、人材育成等の点から学校現場の取組を分析するとともに、政策提言案案を作成し、相互に検討・改善していく。
授業形態は静屋・小杉・松田の3名で複数で担当する。授業内容によって、B科目と合同実施する場合もある。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
(静屋智・松田靖・小杉進二)
教育行政機関と教育政策 授業計画を理解し、今までの教育行政・教育政策にかかる認識の整理や、次時以降の学修について、計4時間を目安に実施する。
第2回 地方自治体の教育行政機関における教育政策の過程
(小杉進二・静屋智・松田靖)
地方分権、教育委員会の役割と学校との関係等 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第3回 現在の教育政策の論点
(小杉進二・静屋智・松田靖)
学校評価・学校の重点目標の意味、コミュニティ・スクール等との連動など 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第4回 教育政策の形成と学校経営
(小杉進二・静屋智・松田靖)
学力向上への課題、生徒指導関連の課題等学校が抱える課題解決に向けた教育行政と学校経営との関連、学校運営の基軸となる管理職とミドルリーダーの戦略共有 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第5回 学校等での探究的実践研究①
(静屋智・松田靖・小杉進二)
「教育改革の中での学校経営ビジョン:教育委員会の教育施策と 学校課題研究校Ⅰ・教育実践協力校での取組の省察」 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第6回 学校等での探究的実践研究①
(静屋智・松田靖・小杉進二)
教育施策と学校経営
(管理職としての学校経営ビジョン 等)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第7回 学校等での探究的実践研究①
(静屋智・松田靖・小杉進二)
教育施策と人材育成
(教職員評価の取組を生かした人材育成 等)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第8回 学校等での探究的実践研究①
(静屋智・松田靖・小杉進二)
 教育施策と家庭・地域との連携 
(コミュニティ・スクールの取組の充実 等)
講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第9回 学校等での探究的実践研究①
(静屋智・松田靖・小杉進二)
報告会(プレゼンテーション、研究協議、受指導等) プレゼンテーション資料等の作成、報告の整理・改善として各2時間、計4時間を目安に行う。
第10回 教育施策を踏まえた学校経営の在り方
(静屋智・松田靖・小杉進二)
管理職としての課題把握と改善に向けた取組、取組への評価等 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第11回 学校等での探究的実践研究②
(静屋智・松田靖・小杉進二)
教育施策を踏まえた学校経営の在り方について 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第12回 学校等での探究的実践研究②
(静屋智・松田靖・小杉進二)
教育施策と組織的な取組 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第13回 学校等での探究的実践研究②
(静屋智・松田靖・小杉進二)
教育施策を踏まえた学校経営ビジョン 講義資料等を参考に、準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第14回 探究的実践研究②
(静屋智・松田靖・小杉進二)
報告会(プレゼンテーション、研究協議、受指導等) プレゼンテーション資料等の作成、報告の整理・改善として各2時間、計4時間を目安に行う。
第15回 まとめ
(静屋智・松田靖・小杉進二)
学校教育における教育行政からの視点 これまでの講義資料や報告会資料等を参考に、学修の整理・提案の改善について各2時間、計4時間を目安に行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 10% D: 10%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
特に定めない。 
事前指示とプリント配布
参考書にかかわる情報
備考
特に定めない。
メッセージ
キーワード
教育行財政 教育政策 教育施策 教育改革 教育課題 人材育成 組織的な取組 組織運営 学校経営 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
静屋 智  shizuya@yamaguchi-u.ac.jp
小杉 進二 s.kosugi@yamaguchi-u.ac.jp
松田 靖  ymatsuda@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日 12:50~14:20
質問はメールにて随時受け付けている。

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