開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木5~6
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022200001
授業実践高度化演習[Advanced Teaching Practice]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
栗田 克弘[KURITA Katsuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
栗田 克弘 [KURITA Katsuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
授業における原則的で基本的な内容と方法について習得することが,本授業の大きなねらいである。小学校や中学校の教科の授業において,授業目標からどのような指導を実践していくのが適切かを,教材の特性や生徒の実態を考慮しながら考察していく。さらに,児童生徒の主体的で協調的な学習を具体的にどのように実践していくことが望ましいのか考察する。教材研究力との関連をはかり,総合的な授業実践力の向上を目指す。
授業の到達目標
授業における原則的で基本的な内容と方法について習得することができる。授業目標からどのような指導を実践していくのが適切かを、教材の特性や生徒の実態を考慮しながら考察することができる。さらに、児童生徒の主体的で協調的な学習を具体的にどのように実践していくことが望ましいのか考察することができる。教材研究力との関連をはかり、総合的な授業実践力の向上を目指すことができる。
授業計画
【全体】
授業における原則的で基本的な内容と方法について習得することが,本授業の大きなねらいである。小学校や中学校の教科の授業において,授業目標からどのような指導を実践していくのが適切かを,教材の特性や生徒の実態を考慮しながら考察していく。さらに,児童生徒の主体的で協調的な学習を具体的にどのように実践していくことが望ましいのか考察する。教材研究力との関連をはかり,総合的な授業実践力の向上を目指す。
(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業オリエンテーション 本授業の意義と授業内容について
学校実習校での課題調査研究を、授業実践として報告できるように準備する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第2回
学校実習校における課題調査研究1
学校で求められる授業像から導かれた具体的指導目標と授業について
課題調査研究のテーマが、各学校の目標とされる児童生徒像と関連づけられているか調べる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第3回
学校実習校における課題調査研究2
授業研究の視点と授業目標や授業構成、授業評価との関連について
課題調査研究が、適切な授業目標や授業構成、授業評価と関連づけられているか調べる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第4回
学校実習校における課題調査研究3
発達段階に適した学習活動を考えた授業とその研究の実際
課題調査研究が、各学校の児童生徒の発達段階を考えて適切なものになっているかどうか調べる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第5回
学校実習校における課題調査研究4
児童、生徒の発達段階における理解と習熟の特徴と関連性について(授業研究の方法について)
課題調査研究が、各学校の児童生徒像の実態に合っているかどうか調べる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第6回
課題調査研究について(1)
事例研究として授業の実態を把握する。授業研究の方法について、授業研究の事例をもとに研究方法を考察する
課題調査研究の授業研究方法が適切なものになっているかどうか確認する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第7回
学校実習校における課題調査研究5
授業における教材や児童生徒の実態を考慮した指導法について
課題調査研究が、各学校の児童生徒像の実態に合った指導法になっているかどうか確認する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第8回
学校実習校における課題調査研究6
理解を深める教材や児童生徒の実態を考慮した指導法について
課題調査研究が、各学校の児童生徒像の理解を深めるための教材を活用した指導法になっているかどうか確認する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第9回
学校実習校における課題調査研究7
授業における効果的な指導方法について
課題調査研究が、効果的な指導法をとっているかどうか確認し修正する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第10回
学校実習校における課題調査研究8
学び合いや教え合いを通した授業における効果的な指導方法について
課題調査研究が、各学校の児童生徒像が学び合いや教え合いを通して効果的なものと関連づけられているか確認する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第11回
学校実習校における課題調査研究9
主体的で対話的、深い理解につながる授業について具体的事例とその分析
課題調査研究が、児童生徒像の主体的で対話的な学びになり、深い理解まで到達できるものになっているかどうか確認する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第12回
学校実習校における課題調査研究10
学校全体で取り組む授業研究活動について 授業研究組織をどう形成するかについて
学校実習校での授業研究組織がどのようなものか調べる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第13回
学校実習校における課題調査研究について11
学校実習校での授業実践と課題研究について
研究内容と研究方法の協議、検討を行う。
学校実習校での授業研究方法が適切かどうかふりえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第14回
学校実習校における課題調査研究について12
事例研究として適切な課題研究の内容と方法であるかを、授業実践から分析し考察する。
課題調査研究が適切な内容と方法であるか再度確かめ、その成果と課題をまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第15回
総括(本授業のまとめ)
未来に求められる授業実践について これからの小中学校の現場に求められる授業実践とはどういうものか
今後の学校実習で課題調査研究をどのような方向性で行っていくかまとめ実践していく。(振り返る2時間程度、まとめる2時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 40% C: 10% D: 40%
成績評価法
授業内レポート40%、受講者の発表40%、演習10%、授業態度及び参加度10%
教科書にかかわる情報
備考
・文部科学省編「小学校学習指導要領」,小学校検定教科書
・文部科学省編「中学校学習指導要領」,中学校検定教科書
参考書にかかわる情報
備考
参考資料や文献は授業で適宜紹介する。
メッセージ
本授業では各自の学校実習における課題研究をもとに、校種や教科を越えて全体協議等を行う予定である。学校実習における実践研究を十分記録しておくこと。
キーワード
授業実践力 授業構成力 授業参観力 児童生徒の実態 教材 指導法 協働的な学び
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
教科カリキュラム開発、授業デザイン評価B
履修条件
連絡先
教育学部 A棟(A323) 栗田克弘 kuritak@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日 13時~15時
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