タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 未定   6.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8022200003 子ども理解に基づく教育の理論と実践Ⅱ 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
川﨑 徳子[KAWASAKI Tokuko]
担当教員[ローマ字表記]
川﨑 徳子 [KAWASAKI Tokuko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 保育、教育の思想や原理、方法を検討するとともに、文献購読等を通して、子どもの世界のとらえ方や保育、教育の営みについての理解を深める。加えて、幼児期の教育から小学校以降の教育へのつながりについても考え、初等教育のあり方について検討していく。
授業の到達目標
子どもの世界の捉え方、子ども理解を再考し、乳幼児期から小学校以降の教育につながる教育の原理、及び初等期の教育の方法について理解を深めることができる。
授業計画
【全体】
 保育、教育の思想や原理、方法について、文献購読等を通して検討しながら、子どもの世界のとらえ方や保育、教育の営みについての理解を深める。グループ討議や演習の中で、自らの実践の体験を見つめなおしながら、子ども理解のあり方を見つめ直すとともに、子ども理解が教育実践の基本であることをあらためて再考する。加えて、乳幼児期の教育から小学校以降の教育へのつながりについて、子どもの視点から考えならが、初等教育のあり方について検討していく。(担当形態:単独)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 第1回:乳幼児期から学童期までの子どもの発達の見通しを考える 幼児教育の歴史や保育の思想、原理から保育の営みについて捉え直すとともに、小学校以降の教育にもつながる子どもの育ちについて考える。 課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
第2回 第2回:子ども理解から教育実践へ① ①行動を表現としてみる 保育から授業へ 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第3回 第3回:子ども理解から教育実践へ② ②人間の原型としての子どもの行動 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第4回 第4回:子どもの主体性と環境について考える 実現しようとする意志を育てること 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第5回 第5回:教育における振り返りの意味について①(保育実践における振り返り) ①保育、教育実践における振り返りについて考える。子ども理解と保育実践 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第6回 第6回:教育における振り返りの意味について② ②授業における振り返りについて考える。子ども理解と授業実践 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第7回 第7回:子どもの観察と発達、学びについて
保育の営み、幼児期の教育からから、小学校以降の教育へのつながりを考える 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第8回 第8回:子ども理解再考 教育実践における子ども理解と、教育の環境、方法へのつながりを再考する 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第9回 第9回:文献購読
 実施授業等を検討する。
保育、授業等における教師と子どもの関係について 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第10回 第10回:文献購読 保育、授業における子どもの「いま」を充実させることについて 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第11回 第11回:文献購読
 実施授業等を検討する。
教育実践の中で子どもの発達を考える 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第12回 第12回:文献購読 子どもの行為や状況を表現として理解することとその意味について 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第13回 第13回:文献購読
 実施授業等を検討する。
保育、教育実践の知と身体性について 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第14回 第14回:文献購読 表現の理解と省察について再考 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。課題箇所を読み、議論に臨めるよう自分なりの考えをもっておく。(学修時間の目安 4時間~)
第15回 第15回:文献購読、まとめ これまでの内容を振り返り、教育における子ども理解を基盤とした教育実践や教育の計画へのつながりを考える。 授業でのテーマをもとに自分なりの振り返りをまとめる。課題の文献について担当箇所をまとめ、発表の準備をしておく。(学修時間の目安 4時間~)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
授業内の課題への取り組み状況、振り返り 50%、最終課題レポート 50%
教科書にかかわる情報
備考
テキストは状況に応じて使用も有。講義資料に基づいて授業を行う。
参考書にかかわる情報
備考
幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領、及び、解説書(文部科学省・厚生労働省・内閣府)平成30年3月
津守真『保育者の地平』1997 ミネルヴァ書房 
メッセージ
それぞれの学校実習での具体的な子どもとの関わりをイメージしながら、理論と実践を繋いで考えていきます。
キーワード
子ども理解、人の発達、教育、保育・授業実践
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
子ども理解に基づく教育の理論と実践Ⅰ
履修条件
子ども理解、教育原理、保育・授業実践に関する基本的な知識・技能を必要とする。
連絡先
川﨑研究室:教育学部4階 C437室
電話・ファックス:083-933-5441
メールアドレス:tokotoko@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで対応

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