開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
未定
7.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022200009
数学教育指導法演習[Seminar on Mathematics Teaching Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
関口 靖広[SEKIGUCHI Yasuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
関口 靖広 [SEKIGUCHI Yasuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
算数・数学の理論的及び実践的研究からの知見に基づいた効果的な授業デザインができることを目標とする。算数・数学における多様な実践的指導方法と評価方法についての体系的な理解を目指す。
授業の到達目標
算数・数学の理論的及び実践的研究からの知見に基づいた効果的な授業デザインを設計・実施・評価することができる。
授業計画
【全体】
単独担当.
実際の算数・数学の授業事例をもとに、授業デザインに関わる実践的なポイントを受講者同士でディスカッションし、授業デザインへの明確な意識化を促す。その上で、学校における児童・生徒の学びにおける諸問題を臨床的に理解し、その改善の方策を検討する演習に取り組む。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
概要を説明する.
数と式の授業の学習指導案を分析すること.(学修時間の目安4時間以上)
第2回
数と式の領域の指導
数と式領域における授業ビデオによる事例研究を行う.
数量関係の授業の学習指導案を分析する.
(学修時間の目安4時間以上)
第3回
数量関係の指導
数量関係領域授業ビデオによる事例研究を行う.
図形領域の授業の学習指導案を分析する.(学修時間の目安4時間以上)
第4回
図形領域の指導
図形領域授業ビデオによる事例研究を行う.
世界の算数・数学の授業に関する資料を読んでおくこと.(学修時間の目安4時間以上)
第5回
世界における算数・数学の指導と学習
世界における算数・数学の授業ビデオを視聴して,カリキュラムの違いについて議論する.
世界の算数・数学カリキュラム開発の動向に関する資料を読み,日本との比較を考えること.(学修時間の目安4時間以上)
第6回
世界における算数・数学の指導と学習: 授業運営
世界における算数・数学の指導と学習について,授業運営の観点での比較考察を行う.
世界の算数・数学カリキュラム開発の動向に関する資料を読み,日本との比較を考えること.(学修時間の目安4時間以上)
第7回
世界における算数・数学の指導と学習: 教科指導
世界における算数・数学の指導と学習について,教科指導の点での比較考察を行う.
TIMSSの調査結果の資料を読んでわが国の教育課題を考える.(学修時間の目安4時間以上)
第8回
算数・数学の国際学力調査(TIMSS)
算数・数学の国際学力調査の最近の結果を検討し,わが国の算数・数学教育の課題を理解する.
PISAの調査結果の資料を読んでわが国の教育課題を考える.(学修時間の目安4時間以上)
第9回
算数・数学の国際学力調査(PISA)
算数・数学の国際学力調査の最近の結果を検討し,わが国の算数・数学教育の課題を理解する.
PISAの調査結果の資料を読んでわが国の教育課題を考える.(学修時間の目安4時間以上)
第10回
算数・数学における協働的学習の理論
算数・数学における協働的学習(学び合い)の今日的背景と理論について検討する.
協働的学習の学習指導案の資料を読んで,授業展開について疑問や意見を考える.(学修時間の目安4時間以上)
第11回
算数・数学における協働的学習の実際
算数・数学の協働的学習の授業ビデオを視聴して,協働的学習の実践上の課題について検討する.
G. ポリア『いかにして問題をとくか』の資料を読んで,算数・数学の問題解決の進め方を考える.(学修時間の目安4時間以上)
第12回
算数・数学の問題解決の理論
算数・数学の問題解決の諸研究について検討する.
シェーンフェルドの問題解決研究の資料を読んで,問題解決指導の課題について考える.(学修時間の目安4時間以上)
第13回
算数・数学の問題解決の今日的課題
算数・数学の問題解決の最近の研究を検討して,これからの算数・数学科の指導の進め方を検討する.
協働的問題解決の資料を読んで疑問を意見を考える.(学修時間の目安4時間以上)
第14回
協働的問題解決のデザイン
算数・数学における協働的問題解決の授業実践の構想を検討する.
算数・数学における協働的問題解決の授業実践の案を作成する.(学修時間の目安4時間以上)
第15回
協働的問題解決のデザインの検討
各受講者が算数・数学における協働的問題解決の授業実践の構想をプレゼンし,それらについて討論する.
各受講者は算数・数学における協働的問題解決の授業実践案を他の受講者の意見をもとに再検討する.(学修時間の目安4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 70% C: --% D: 5%
成績評価法
授業内のディスカッション,およびプレゼンテーションへの参加度 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
小学校学習指導要領解説算数編
ISBN
9784536590105
著者名
文部科学省
出版社
出版年
教科書
書名
中学校学習指導要領解説数学編
ISBN
著者名
文部科学省
出版社
出版年
教科書
書名
高等学校学習指導要領解説数学編
ISBN
著者名
文部科学省
出版社
出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
小学校算数検定教科書
ISBN
著者名
出版社
出版年
参考書
書名
中学校数学検定教科書
ISBN
著者名
出版社
出版年
参考書
書名
高等学校数学検定教科書
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
メッセージ
キーワード
問題解決 協働的学習
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室電話:083-933-5341
メール: ysekigch@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日12:00-12:50 要事前連絡。
ページの先頭へ