開講年度
開講学部等
2024
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
後期
未定
9.8
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022200011
理科教育指導法演習[Seminar on Science Teaching Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
栗田 克弘[KURITA Katsuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
栗田 克弘 [KURITA Katsuhiro], 佐伯 英人 [SAIKI Hideto], 重松 宏武 [SHIGEMATSU Hirotake], 和泉 研二 [WAIZUMI Kenji], 柴田 勝 [SHIBATA Masaru], 北沢 千里 [KITAZAWA Chisato]
区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
理科教育指導法演習(Seminar on Science Teaching Education)
概要
理科の授業をどのように構想し実践を行うのか、また実践した授業をどのように分析し評価を行うのかなど実践的な課題を解決できるだけの力量が持てるようになることが重要である。そのために理科の授業実践をもとに深く協議し、自然科学教育として適切であるかどうかを検討できるようになることがこの授業での到達点である。
一般目標
理科の授業を自然科学教育における生徒の認識の順次性と内容の系統性をもとに構想することができ、その授業の評価を授業実践を通して実施できるようになることが本授業の目標である。
授業の到達目標
知識・理解の観点
自然科学教育における科学的概念の内容について深く理解することができる。
思考・判断の観点
生徒の認識の順次性に沿った科学的概念形成が可能となる理科の授業について理解できる。
関心・意欲の観点
自然科学教育に対して工夫をしながら意欲的に組むことができる。
態度の観点
自然科学教育を尊重する態度を持つことができる。
技能・表現の観点
自然科学教育に必要とされる実験や観察を指導する技能を身に着けることができる。
授業計画
【全体】
自然科学教育の原則と方法について、理科の授業実践をもとに順次理解できるような指導計画になっている。学校実習等での自分の理科の授業実践や附属学校における研究発表大会での公開授業などをもとに考察していく。
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
オリエンテーション
本授業の説明、準備等について
学部で習得した理科教育についての内容を復習する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
-----
第2回
小学校の理科の授業についてⅠ
小学校低学年理科の特性について、授業実践をもとに分析及び考察する。
授業で扱われた心理学の内容、特に発達や学習についてはどのような理論が展開されているか調べるまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
-----
第3回
小学校の理科の授業についてⅡ
小学校中学年の理科の特性について、授業実践をもとに分析及び考察する。
授業で扱われた小学校中学年の発達の特性と理科の授業の形態等について調べまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
-----
第4回
小学校の理科の授業についてⅢ
小学校高学年の理科の特性について、理科の授業実践をもとに分析及び考察する。
授業で扱われた小学校高学年の特性を中学校での学習との関連を調べまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第5回
小学校の理科の授業についてⅣ
マクロな現象とミクロな理解との関係について、授業実践をもとに分析及び考察する。
ミクロな現象が小学校理科ではどのように扱われているかをふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第6回
中学校の理科の授業についてⅠ
中学校1年生の理科の特性について、授業実践をもとに分析し考察する。
中学校1年の発達段階と指導内容についてふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第7回
中学校の理科の授業についてⅡ
中学校2年生の理科の特性について、授業実践をもとに分析し考察する。
中学校2年の発達段階と指導内容についてふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第8回
中学校の理科の授業についてⅢ
中学校3年生の理科の特性について、授業実践をもとに分析し考察する。
中学校3年の発達段階と指導内容についてふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第9回
中学校の理科の授業についてⅣ
中学校理科の物理分野の特性について、授業実践をもとに分析し考察する。
中学校物理分野の指導内容についてふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第10回
中学校の理科の授業についてⅤ
中学校理科の化学分野の特性について、授業実践をもとに分析し考察する。
中学校化学分野の指導内容についてふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第11回
中学校の理科の授業についてⅥ
中学校理科の生物分野の特性について、授業実践をもとに分析し考察する。
中学校生物分野の指導内容についてふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第12回
中学校の理科の授業についてⅦ
中学校理科の地学分野の特性について、授業実践をもとに分析し考察する。
中学校地学分野の指導内容についてふりかえりまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【少】(授業時間の15%未満)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
【あり】
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第13回
理科の授業評価について
理科の授業を評価する観点について、授業実践をもとに分析し考察する。
望ましい理科の授業の評価についてまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第14回
理科の実験や観察について
理科の授業における実験や観察の役割やその指導について、授業実践をもとに分析し考察する。
生徒の課題意識を高める理科の授業での実験や観察についてまとめる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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第15回
理科の授業についてのまとめ
理科の授業構想や授業実践を分析する観点等について
理科の授業の原則や方法について重要な観点についてまとめる。(振り返る2時間程度、まとめる2時間程度)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【あり】
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
授業内レポート、理科の授業の実践報告、及び協議への取り組む姿勢等を総合的に判断し評価する。
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
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小テスト・授業内レポート
◎
◎
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40%
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宿題・授業外レポート
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授業態度・授業への参加度
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◎
◎
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10%
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
○
○
◎
◎
◎
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20%
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演習
◎
◎
○
○
◎
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30%
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出席
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欠格条件
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その他
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教科書にかかわる情報
備考
特に指定はしない。
参考書にかかわる情報
備考
関連資料を授業ごとに適宜紹介する。
メッセージ
学校実習での理科の授業実践報告ができるように準備すること。また、課題研究との関連も明確にできるようにすることが重要である。
キーワード
自然科学教育 授業実践 形成的評価 授業設計 授業構想
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
理科指導法特論Ⅰ 理科教育指導法特論Ⅱ 教科カリキュラム開発、授業デザインB 授業実践高度化演習
連絡先
栗田 克弘(kuritak@yamaguchi-u.ac.jp)、 佐伯 英人、 重松 宏武、和泉 研二、 柴田 勝、 北沢 千里
オフィスアワー
水曜日13時~15時
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