タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 未定   7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8022200012 理科教育内容構成特論[Studies in Subject Content Composition of Science Education] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
重松 宏武[SHIGEMATSU Hirotake]
担当教員[ローマ字表記]
重松 宏武 [SHIGEMATSU Hirotake], 和泉 研二 [WAIZUMI Kenji], 佐伯 英人 [SAIKI Hideto], 柴田 勝 [SHIBATA Masaru], 栗田 克弘 [KURITA Katsuhiro], 北沢 千里 [KITAZAWA Chisato]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
■目的
 理科教育の現代的課題について実践を通して理解し、その解決方法を探る。

■概要
 小・中・高等学校の理科の授業を分析し、問題を見出して議論したり、また、現在、一般的に使用されている教材・教具の問題点を見出し、開発・改善を図ったり、新しい授業評価の仕方を身につけ、分析・考察したりする。
授業の到達目標
自然科学教育の立場から理科の指導内容を適切に選択し、児童生徒の理解が深まる授業を構成する力を身につけることができる。授業実践を通して、教材選択の妥当性について議論し、教材の改善や新しい開発の指針を見出すことができる。
授業計画
【全体】
 オムニバス形式を採用し、各分野に関する参観と議論、分析と評価を行なう。ガイダンス等主たる部分(第一回~第九回、第十四回、第十五回)は栗田、教科の部分(第十回~第十三回)は重松(物理)、和泉(化学)、柴田(生物)、北沢(生物)、栗田(地学)が担当する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 授業の概要の説明と計画を立てる 事前配布の資料を軽めに読んで、半期で学習する大まかな内容理解をしてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第2回 参観1 小学校のA領域の理科の授業を参観する (授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第3回 分析・議論1 小学校のA領域の理科の授業を分析し、議論する 事前配布の資料を軽めに読んで、半期で学習する大まかな内容理解をしてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第4回 参観2 小学校のB領域の理科の授業を参観する (授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第5回 分析・議論2 小学校のB領域の理科の授業を分析し、議論する 前回の参観をもとに、議論の論点をまとめておいてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第6回 参観3 中学校の1分野の理科の授業を参観する (授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第7回 分析・議論3 中学校の1分野の理科の授業を分析し、議論する 前回の参観をもとに、議論の論点をまとめておいてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第8回 参観4 中学校の2分野の理科の授業を参観する (授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第9回 分析・議論4 中学校の2分野の理科の授業を分析し、議論する 前回の参観をもとに、議論の論点をまとめておいてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第10回 分析・議論(物理) 高等学校の物理と中学校の理科の系統性について分析し、議論する 事前に課題を渡しますので、議論の論点をまとめておいてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第11回 分析・議論(化学) 高等学校の化学と中学校の理科の系統性について分析し、議論する 事前に課題を渡しますので、議論の論点をまとめておいてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第12回 分析・議論(生物) 高等学校の生物と中学校の理科の系統性について分析し、議論する 事前に課題を渡しますので、議論の論点をまとめておいてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第13回 分析・議論(地学) 高等学校の地学と中学校の理科の系統性について分析し、議論する 事前に課題を渡しますので、議論の論点をまとめておいてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第14回 模擬授業 模擬授業を行い、その有効性について議論する 模擬授業の準備をしてきてください(授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
第15回 まとめ 授業を評価する方法を調べ、長所・短所について議論する (授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上))。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 20% C: 20% D: 20%
成績評価法
問題発見能力、分析する力、議論する力、思考する力等をレポート、議論や活動の様子から総合的に評価します。
レポート 50%、議論や活動の様子 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 小学校学習指導要領解説理科編 ISBN 9784491034638
著者名 文部科学省 出版社 東洋館出 出版年 2018
教科書 書名 中学校学習指導要領解説理科編 ISBN 9784762506130
著者名 文部科学省 出版社 学校図書 出版年 2018
教科書 書名 高等学校学習指導要領解説 理科編・理数編 ISBN 9784407319262
著者名 文部科学省 出版社 実教出版 出版年 2015
備考
さらに深く学習するために必要な各種の文献なども授業中に紹介します。
参考書にかかわる情報
備考
各教科書会社の検定教科書
メッセージ
キーワード
理科教育、指導法、教職大学院
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
理科教育内容構成特論
履修条件
連絡先
重松宏武(shigema@yamaguchi-u.ac.jp)、和泉研二(bec20@yamaguchi-u.ac.jp)、佐伯英人(saiki@yamaguchi-u.ac.jp)、 栗田克弘(kuritak@yamaguchi-u.ac.jp)、柴田勝(shibata@yamaguchi-u.ac.jp)、北沢千里(chisak@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
(重松)月曜日14時-18時、水曜日9時-12時、その他の平日18-23時。なお、左記以外の時間においても随時受け付けますので声をかけてください。他の各担当教員は授業内において別途示します。

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