タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中 集中   7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8022400004 教育行政インターンシップ(栄養) 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
静屋 智[SHIZUYA Satoru]
担当教員[ローマ字表記]
静屋 智 [SHIZUYA Satoru], 時乘 順一郎 [TOKINORI Junichirou]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
教育行政においては,それぞれの施策が学校の取組と連動することが不可欠である。実際の教育行政機関でのインターンシップをとおして,教育行政に必要な視点を探るとともに,教育行政職員として必要な資質能力,教育施策の策定の意味,期待される効果,成果の検証方法等について研究する。また,教育行政の施策と学校現場での学校経営課題との関連についての研究を踏まえて,教育行政機関と連動した学校の実効的計画や課題解決に向けた組織運営のあり方,取組の分析・評価のあり方等について管理職としての視点をもって実践的に解明する。
本授業は、県教委教育調整監や市教委課長、また市教委課長や複数校の校長を務めた実務家教員が、多様な経験を生かして教育現場の課題解決につながる授業を行う。
授業の到達目標
学校、学校教育に関する教育課題、特に山口県の教育行政において解決が求められる教育課題について、実際の教育行政機関におけるインターンシップをとおして考察、研究し、課題発見能力、課題解決能力にかかる実践的指導力を高める。また、教育施策の策定の意味や具体的な施策と学校での取組を分析・検証する中で,学校のミドルリーダー、学校の管理職としての力量を高めることができる。
授業計画
【全体】
受講生の在籍する学校課題研究校Ⅰの当該教育行政機関の教育施策の具体的取組について把握し、その取組の成果と課題について理解する。当該教育行政機関との協議の後、受講生それぞれの追究課題を踏まえて教育行政機関等でのインターンシップを行い、課題に対する学校としての取組を含めた改善提案を発表し合い相互に検討し、さらなる改善につなげる。
1回から15回まで静屋・時乘が複数の担当形態で担当する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
(静屋智・時乘順一郎)
教育行政機関でのインターンシップにおける意義、視点 授業計画を理解し、今までの教育行政機関が実施してきた施策に基づいた研修等の整理や、次時以降の学修について、計4時間を目安に実施する。
第2回 学校課題研究校Ⅰの当該教育行政機関の教育施策の具体的取組の把握
(静屋智・時乘順一郎)
学力向上にかかる組織的な取組の充実、コミュニティ・スクールの推進 等 授業資料等を参考に、課題に対する準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第3回 学校課題研究校Ⅰの取組の分析,成果と課題の把握
(静屋智・時乘順一郎)
評価時期・スパンの検証、分析の方法、成果の検証方法,改善に向けた組織体制づくり 等 授業資料等を参考に、課題に対する準備・復習として各2時間、計4時間を目安に行う。
第4回 教育委員会での具体的な研修①
(静屋智・時乘順一郎)
教育委員会での教育施策の具体的な推進:学校と連動と取組の分析にかかる省察 教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第5回 教育委員会での具体的な研修②
(静屋智・時乘順一郎)
当該教育委員会の教育施策 
(教育委員会の教育振興基本計画、制度等の制定状況を踏まえた教育施策の意味 等)
教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第6回 教育委員会での具体的な研修③
(静屋智・時乘順一郎)
成果と課題の把握 
(学校間における成果と課題の違いの分析、水準化の点からの改善策の構想 等)
教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第7回 教育委員会での具体的な研修④
(静屋智・時乘順一郎)
課題の改善に向けた取組 
(学校間、関係機関等と連動した動きづくりの視点 等)
教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第8回 教育委員会での具体的な研修⑤
(静屋智・時乘順一郎)
課題の改善に向けた取組 
(学校間、関係機関等と連動した動きづくりの視点 等)
これまでのインターンシップでの学修で得た成果と課題についての報告の準備・省察について、計4時間を目安に行う。
第9回 インターンシップ①を踏まえた提案資料の作成①
(静屋智・時乘順一郎)
インターンシップ①の学修の成果と課題の整理 インターンシップ②の視点の確認 これまでのインターンシップでの学修で得た成果と課題についての報告の準備・省察について、計4時間を目安に行う。
第10回 教育委員会での具体的な研修⑥
(静屋智・時乘順一郎)
教育委員会での教育施策の学校と連動した取組 教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第11回 教育委員会での具体的な研修⑦
(静屋智・時乘順一郎)
教育委員会での教育施策の効果的な反映 教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第12回 教育委員会での具体的な研修⑧
(静屋智・時乘順一郎)
教育委員会での教育施策の成果の分析 教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第13回 教育委員会での具体的な研修⑨
(静屋智・時乘順一郎)
教育委員会での教育施策の今後への提案 教育委員会の資料等をもとに、施策・研修の具体的な成果と課題についての整理・分析について各2時間、計4時間を目安に行う。
第14回 教育委員会での具体的な研修⑩
(静屋智・時乘順一郎)
教育行政と連動するための管理職の視点 これまでのインターンシップでの学修で得た成果と課題についての報告の準備・省察について、計4時間を目安に行う。
第15回 まとめ
(静屋智・時乘順一郎)
報告会(プレゼンテーション、研究協議、受指導等) これまでのインターンシップ・報告会での内容をもとに、学修の整理・改善提案について各2時間、計4時間を目安に行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 30% D: 20%
成績評価法
インターンシップに関する報告書、報告会のプレゼン、最終の課題レポートにより評価する。
報告書50% 報告会のプレゼン20% 課題レポート30%
教科書にかかわる情報
備考
特に定めない
参考書にかかわる情報
備考
特に定めない
メッセージ
キーワード
実務家教員 教育行政機関 インターンシップ 教育施策策定 施策効果 成果検証
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
静屋 智 shizuya@yamaguchi-u.ac.jp

時乘順一郎 juntoki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日 17:45~18:30
質問はメールにて随時受け付けている。

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