タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月5~8   8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8022400005 教職員研修開発実践演習 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
佐野 崇幸
担当教員[ローマ字表記]
佐野 崇幸, 藤上 真弓 [FUJIKAMI Mayumi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
校内研修の事例分析や校内研修を深化・活性化するための講義、演習をもとに、校内研修の意義に対する理解を深めるとともに、抱える課題を把握し、その計画と運営を進めるために必要な専門的知識・技能の修得・形成を図る講義を行う。そして,教員の人材育成と研修に対する理論や方法を,実際の校内研修の計画・運営に反映することができる力量の形成を目指していく。本授業は、教職経験を有する教員が実務経験を踏まえ実施する実践的な講義となっている。
授業の到達目標
校内研修の意義と課題を把握し,その計画と運営を進めるために必要な専門的知識・技能の修得・形成を図ることができる。
授業計画
【全体】
校内研修の事例分析をもとに、校内研修の意義に対する理解を深めるとともに、課題解決に向けた校内研修の計画と運営に必要な専門的知識・技能の修得・形成を図る。
(担当形態:複数)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション ミドルリーダーとして、校内研修に求めるものや課題、法的根拠を整理する。 研修の法的根拠を整理する。
(事後学習4時間以上)
第2回 校内研修と学校文化 研修主任としての取組例を参考に、校内研修の改善のポイントを検討する。(「学び続ける教師をめざして」視聴) 校内研修の改善ポイントを整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第3回 様々な研修運営の方法① 伝達型、参加型、課題研究型、体験型研修について学ぶ。
(「これまでの研修、これからの研修」視聴)
多様な研修手法を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第4回 様々な研修運営の方法② 知識・技能の習得や、態度・行動の変容を目的とする研修方法を学ぶ。 多様な研修手法を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第5回 校内研修活性化の手立て① 問題解決の能力向上を目的とする研修手法を学ぶ。 学力向上対策を立案する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第6回 校内研修活性化の手立て② 課題を分類、分析する手法、実践に結びつける手法を学ぶ。 学力向上対策を改善する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第7回 校内研修活性化の事例紹介① 各所属校の特色ある研修体制や運営方法について紹介し、好事例を共有する。 自校の研修の特徴を記載した報告書を作成する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第8回 校内研修活性化の事例紹介② 共有した各所属校の特色ある研修体制や運営方法について、多面的・多角的に捉え直し、よりよい研修の在り方について整理する。 各所属校の特徴を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第9回 附属山口(光)小・中学校研究発表会への参加 研修内容と運営の両面から研究校の工夫を学ぶ。 附属学校の研究発表会に参加し、特色を報告する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第10回 校内研修の計画と運営の実践課題① 国研研究指定校への指定を想定し、実施担当者として、研修の計画と運営の実践的課題を整理する。 自校の学力課題を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第11回 校内研修の計画と運営の実践課題② 研究指定校の研修計画書の作成をとおして、マネジメント能力を身に付ける。 国立教育政策研究所の様式に従い、研究計画書を作成する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第12回 研修実施上の課題① 仮想研修職員会における若手教員の企画や実施に係る助言や支援を通して、実施上の課題を整理する。 研究計画書の課題を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第13回 研修実施上の課題② 仮想研修職員会における若手教員の企画や実施に係る助言や支援を通して、学校管理職の視点から見た人材育成等の在り方を検討する。 研究計画書の改善点を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第14回 校内研修と人材育成 学校管理職として、校内研修をとおした人材育成の手法について学ぶ。 キャリアステージに応じた人材育成の方策を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第15回 まとめと振り返り 校内研修の課題と解決方策を整理し、レポートを作成する。 校内研修改善プランを作成する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第16回 まとめと振り返り 校内研修の課題と解決方策を整理し、レポートを作成する。 校内研修改善プランを作成する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 15% C: 5% D: 10%
成績評価法
授業内レポート、授業外レポート、参加、発表(プレゼンテーション)で評価します。
授業内レポート15%、授業外レポート40%、参加度10%、発表(プレゼンテーション)35%
教科書にかかわる情報
備考
担当教員が、必要に応じて紹介する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
「実りある校内研修を企画・運営しよう」をテーマとし、校内研修のマネジメント能力を高める演習・講義により、自分の教職キャリアに応じて、ミドルリーダーとしての成長をめざしましょう。
キーワード
同僚性、学び続ける教員像、省察力、人材育成、学校マネジメント
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
教職員研修開発基礎
履修条件
連絡先
佐野崇幸(A棟223号)t-sano@yamaguchi-u.ac.jp
藤上真弓(A棟205号)fujikami@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
・佐野崇幸:木曜日の午前
・藤上真弓:木曜日の午後
その他学生の都合に合わせて、研究室にて相談を受け付ける。
(会議などで不在の時もあるかもしれないため、メールにて事前に連絡をしてもらえると、対応する。)
メールでも対応する。

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