開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月5~8
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022400008
教職員研修開発基礎
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤上 真弓[FUJIKAMI Mayumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤上 真弓 [FUJIKAMI Mayumi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
校内研修の事例分析や校内研修を深化・活性化するための講義、演習をもとに、校内研修の意義に対する理解を深めるとともに、抱える課題を把握し、その計画と運営を進めるために必要な専門的知識・技能の修得・形成を図る講義を行う。本授業は、教職経験を有する教員が実務経験を踏まえ実施する実践的な講義となっている。
授業の到達目標
若手教員としての視点を生かし、望ましい同僚性の在り方や学校運営等と関連付け、校内研修活性化案を作成したり、事例に挙がった校内研修について分析・考察することができる。
授業計画
【全体】
校内研修の事例分析や校内研修を深化・活性化するための講義、演習をもとに、校内研修の意義について考える。また、抱える課題を把握し、その計画と運営を進めるために必要な知識や具体的な手立てについて学んでいく。
「教職員研修開発実践演習」(現職院生履修)と合同で実施
(担当形態:複数)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
若手教員として,校内研修に求めるものや課題,法的根拠を整理する
研修の法的根拠を整理する(4時間程度)
第2回
校内研修と学校文化
若手教員の視点から研修の取組例を参考に,改善のポイントを検討する
・校内研修の改善ポイントを整理する(事後:2時間程度)
・様々な研修の運営方法について整理する(事前:2時間程度)
第3回
様々な研修の運営方法①
伝達型,参加型,課題研究型,体験型研修について学ぶ
・多様な研修手法を整理する(事前・事後:4時間程度)
第4回
様々な研修の運営方法②
知識・技能の習得や,態度・講堂の変容を目的とする研修方法を学ぶ
多様な研修手法を整理する(事前・事後:4時間程度)
第5回
校内研修活性化の手立て①
問題解決の能力向上を目的とする研修手法について学ぶ(学力向上の課題解決に向けて)
学力向上対策を立案する(事前・事後:4時間程度)
第6回
校内研修活性化の手立て②
課題を分類,分析する手法,実践に結びつける手法を学ぶ(学力向上の課題解決に向けて)
学力向上対策を改善する(事前・事後:4時間程度)
第7回
校内研修活性化の事例紹介①
各所属校の特色ある研修について紹介し,好事例を共有する
自校(実習校)の研修の特徴を記載した報告書を作成する(事前・事後:4時間程度)
第8回
校内研修活性化の事例紹介②
全国の先進事例を学び,取組のポイントを探る
先進事例の特徴を整理する(4時間程度)
第9回
附属山口小学校発表会参加
研修内容と運営の両面から研究校の工夫を学ぶ
・先進事例の特徴を整理する(事後:2時間)
・附属学校の研究発表会に参加し,特色を報告する(事後:2時間程度)
第10回
校内研修の計画と運営の実践課題①
国研研究指定校への指定を想定し,若手教員として研修計画と運営の実践的課題を整理する
自校(実習校)の学力課題を整理する(4時間程度)
第11回
校内研修の計画と運営の実践課題②
研究して以降の研究計画書の作成(支援)をとおして,マネジメント能力を身に付ける
国立教育政策研究所の様式に従い,研究計画書を作成する(4時間程度)
第12回
研修実践上の課題①
仮想研修職員会での実施計画プレゼンテーションをとおして,実施上の課題を整理する
研究計画書の課題を整理する(事前・事後:4時間程度)
第13回
研修実践上の課題②
仮想研修職員会での実施計画プレゼンテーションをとおして,課題の解決策を検討する
研究計画書の改善点を整理する(事前・事後:4時間程度)
第14回
校内研修と人材育成
若手教員として,校内研修をとおして人材育成を図る手法について学ぶ
キャリアステージに応じた人材育成の方策を整理する(事前・事後:4時間程度)
第15回
まとめと振り返り
校内研修の課題と解決方策を整理し,レポートを作成する
作成したレポートをもとに交流して、振り返る
校内研修改善プランを見直す(4時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 15% C: 5% D: 10%
成績評価法
授業内レポート、授業外レポート、参加度、発表(プレゼンテーション)で評価します。
授業内レポート15%、授業外レポート40%、参加度10%、発表(プレゼンテーション)35%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
教員研修の手引き
ISBN
著者名
教職員支援機構
出版社
教職員支援機構
出版年
備考
担当教員が必要に応じて紹介する
参考書にかかわる情報
参考書
書名
学びの心理学 : 授業をデザインする
ISBN
9784903500850
著者名
秋田喜代美著
出版社
左右社
出版年
2012
参考書
書名
「ワークショップ型校内研修」充実化・活性化のための戦略&プラン43 : ワークショップ型研修を確実に成功させる12の戦略と今日から始められる研修プログラム24+7つの長期プログラム
ISBN
9784873806136
著者名
村川雅弘編
出版社
教育開発研究所
出版年
2012
参考書
書名
ワークショップ型研修のすすめ : 授業にいかす教師がいきる
ISBN
9784324076491
著者名
村川雅弘編著
出版社
ぎょうせい
出版年
2005
備考
担当教員が必要に応じて紹介する
メッセージ
自分の教職キャリアや置かれた立場、状況に応じて、今自分にできることを見いだしていくことができる演習・講義とし、ニューリーダーへと成長していきましょう。
キーワード
同僚性、学び続ける教員像、省察力
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
教職員研修開発実践演習
履修条件
連絡先
藤上 真弓(A棟205)
fujikami@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日の午後、その他学生の都合に合わせて、研究室にて相談を受け付ける。
(会議などで不在の時もあるかもしれないため、メールにて事前に連絡をしてもらえると、対応ができる。)
質問はメール等にて随時受け付ける。
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