開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木3~4
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022500002
特別支援教育実践ケーススタディ[Practice Case Studies in Special Needs Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
宮木 秀雄[MIYAKI Hideo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
宮木 秀雄 [MIYAKI Hideo], 久冨 貴司
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
特別支援教育を効果的に進めるために重要となる学校コンサルテーションについて、主に応用行動分析学やポジティブ行動支援の立場から、幼稚園・保育所、小・中・高等学校、特別支援学校等の様々なフィールドにおける実践ケースをもとに、その意義や進め方、成果と課題等について議論を通して考察していく。
授業の到達目標
積極的に議論に参加しながら、学校コンサルテーションの理論や方法について理解するとともに、実践事例をもとに自身の実践を省察することができる。
授業計画
【全体】
文献等を通して、具体的な実践事例、特に応用行動分析学に基づく学校コンサルテーションの事例に触れるとともに、その成果や課題の分析を行う(複数)。なお、受講者の知識や技能の程度に応じて、授業の進め方は変更することがある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーションと講義内容の確認
本講義の概要を説明し、今後の授業の進め方についての確認を行う(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第2回
教師・支援者のための学校コンサルテーションのすすめ
学校コンサルテーションの基本的事項につて確認する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第3回
学校コンサルテーションの意義
学校コンサルテーションの意義について考察する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第4回
学校コンサルテーションとSWPBS
SWPBS(School-wide Positive Behavior Support)の実践について考察する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第5回
基礎学力向上のための学校コンサルテーション
基礎学力に焦点を当てた学校コンサルテーションの実践について考察する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第6回
通常学級における学校コンサルテーション
通常学級に焦点を当てた学校コンサルテーションの実践について考察する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第7回
特別支援学校における学校コンサルテーション
徳島県における特別支援学校に焦点を当てた学校コンサルテーションの実践について考察する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第8回
保育所や幼稚園に対するコンサルテーション
保育所や幼稚園に焦点を当てた研修やコンサルテーションの実践について考察する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第9回
学校コンサルテーションを成功に導くために
学校コンサルテーションの促進要因や阻害要因について考察する(宮木)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第10回
強度行動障害の発達障害生徒への支援
学校コンサルテーションによる具体的な実践事例について、自身の実践と比較しながら考察する。その際、学校現場での経験が豊富な実務家教員からの指導も踏まえつつ考察を深めていく(宮木・久冨)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第11回
強度行動障害の発達障害生徒との「距離感」を取るための支援
学校コンサルテーションによる具体的な実践事例について、自身の実践と比較しながら考察する。その際、学校現場での経験が豊富な実務家教員からの指導も踏まえつつ考察を深めていく(宮木・久冨)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第12回
自閉症スペクトラムのある生徒の他者との適切な関わり方の支援
学校コンサルテーションによる具体的な実践事例について、自身の実践と比較しながら考察する。その際、学校現場での経験が豊富な実務家教員からの指導も踏まえつつ考察を深めていく(宮木・久冨)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第13回
学校コンサルテーションにおける教師と保護者の行動変容
学校コンサルテーションによる具体的な実践事例について、自身の実践と比較しながら考察する。その際、学校現場での経験が豊富な実務家教員からの指導も踏まえつつ考察を深めていく(宮木・久冨)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第14回
療育センターでの事例
学校コンサルテーションによる具体的な実践事例について、自身の実践と比較しながら考察する。その際、学校現場での経験が豊富な実務家教員からの指導も踏まえつつ考察を深めていく(宮木・久冨)。
テキストの担当部分を読み、プレゼンに向けた準備を行う(4時間)
第15回
講義のまとめと今後の課題の明確化
これまでの学修内容を振り返るとともに、今後の課題について整理する(宮木)。
これまでの学修内容を振り返り、疑問点等を明らかにしておく(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 70% C: --% D: 30%
成績評価法
プレゼンテーションの内容 30%、ディスカッションへの貢献度 70%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
教師と学校が変わる学校コンサルテーション
ISBN
9784760895519
著者名
奥田健次(編著)
出版社
金子書房
出版年
2018
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
質問は随時メールにて受け付けている。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
宮木秀雄(miyaki@yamaguchi-u.ac.jp)
久冨貴司(t-hisadomi@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
水曜の午前中を基本とするが、研究室在室時は基本的にいつでも相談可能である。また、事前にメール等でアポイントを取ることが望ましい。(宮木)
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