開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金5~8
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022500003
特別支援教育コーディネーター地域実践論[Community Practice as a Special Needs Education Coordinator]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
須藤 邦彦[SUTOH Kunihiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
須藤 邦彦 [SUTOH Kunihiko], 松岡 勝彦 [MATSUOKA Katsuhiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
山口県の特別支援教育を支える「特別支援教育地域コーディネーター」の役割を理解した上で、地域コーディネーターとして(ストレートマスターはヤングリーダーとして)様々な教育課題に対応するための知識を身につけるため、実践事例を中心に検討する。
授業の到達目標
特別支援教育コーディネーターや地域コーディネーターに関する書籍・論文・報告書の精読やこれまでの事例検討の省察を行い、特別支援教育を支える「特別支援教育校地域コーディネーター」の役割の理解とコンサルテーションの基礎スキルを事例を基に発揮できる。示されたコンサルテーション事例のニーズに対して、実践現場の実状に沿った受容度の高い提案・助言ができる。
授業計画
【全体】
知的能力障害、ASD、ADHD、LD等の発達障害、その他の障害のある児童生徒の実態把握、指導介入案の提案、指導上の留意点等について、特に地域コーディネーター(ストレートマスターはヤングリーダー)としての立場から検討する。また、これらの学びを学校現場での実践と関連・集約させる。【担当形態:複数】
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
地域コーディネーターに関する基礎的知識の学習(行動理論の確認)(須藤邦彦・松岡勝彦)
地域コーディネーターに求められるコンサルテーションの基盤になる行動理論について学ぶ
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第2回
地域コーディネーターに関する基礎的知識・技術の学習(支援技法等(須藤邦彦))
地域コーディネーターに求められるコンサルテーションの基盤になる行動理論と支援技法などについて学ぶ
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第3回
地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等の学習(問題解決)(須藤邦彦)
問題解決に関するコンサルテーションについて学ぶ、また自身の実践に基づいた課題を関連させる
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第4回
地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等の学習(関係促進)(須藤邦彦)
関係促進に関するコンサルテーションについて学ぶ、また自身の実践に基づいた課題を関連させる
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第5回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサ(須藤邦彦)ルテーション実践等の省察的学習
コンサルテーション理論と自身の実践課題に関する省察的な学習を行う
学学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第6回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の応用的学習 (須藤邦彦)
コンサルテーション理論と自身の実践課題に関する応用的な学習を行う
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第7回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の計画準備 (須藤邦彦)
コンサルテーション理論と自身の実践課題を踏まえ、後半の教育実践に関する学習計画を準備する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第8回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の計画発表 (須藤邦彦)
コンサルテーション理論と自身の実践課題を踏まえ、後半の教育実践に関する学習計画を発表する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第9回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の報告準備(支援手続き中心) (須藤邦彦)
実践現場などで実施した地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等について、手続きを中心に整理する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第10回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の報告準備(データ分析中心) (須藤邦彦)
実践現場などで実施した地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等について、結果データを中心に整理する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第11回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の報告準備(研究デザイン中心) (須藤邦彦)
実践現場などで実施した地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等について、研究デザインを中心に整理する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第12回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の報告準備(考察中心) (須藤邦彦)
実践現場などで実施した地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等について、考察を中心に整理する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第13回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の報告準備(研究背景中心) (須藤邦彦)
実践現場などで実施した地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等について、該当領域の研究背景を中心に整理する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第14回
地域コーディネーター(ヤングリーダー)に関するコンサルテーション実践等の報告準備(還元計画中心) (須藤邦彦)
実践現場などで実施した地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等について成果の還元方法を中心に整理する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
第15回
今後の課題と展望 (須藤邦彦)
実践現場などで実施した地域コーディネーターに関するコンサルテーション実践等について今後の課題と自身のキャリアを中心に整理する
学習した内容について実習先の学校で応用を試みる。事前事後学習を4時間以上は想定すること。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
授業・授業への参加度40%、受講者のプレゼン50%、演習10%
教科書にかかわる情報
備考
配付資料などは適宜指示します。
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
受講生によるプレゼンターション、質疑応答、総合討論など、ディスカッションを中心に行います。
キーワード
発達障害、行動問題、アセスメント、指導介入、効果評価
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
行動問題解決支援演習
特別支援教育コーディネーター校内実践論
履修条件
連絡先
suto[at]yamaguchi-u.ac.jp (須藤)
*[at]を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
授業期間中の月曜日16:20~17:30まで。
必ず事前にメールで連絡すること。
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