開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022620001
教職高度化実践研究Ⅰ(栄養)
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐々木 司[SASAKI Tsukasa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐々木 司 [SASAKI Tsukasa]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
校内研修の事例分析や校内研修を深化・活性化するための講義,演習をもとに,校内研修の意義に対する理解を深めるとともに,抱える課題を把握し,その計画と運営を進めるために必要な専門的知識・技能の修得・形成を図る講義を行う。そして,教員の人材育成と研修に対する理論や方法を,実際の校内研修の計画・運営に反映することができる力量の形成を目指していく。本授業は、教職経験を有する教員が実務経験を踏まえ実施する実践的な講義となっている。
授業の到達目標
現任校等において、学校(市町域)課題をふまえた探究的実践研究を行うことをとおして、前期の研究を充実深化させ解決に資する研究の方向や計画等を明確にすることができる。大学院教員等との協働研究、研究発表や研究協議等を行うことにより、研究を一層深め、2年次開設「教職高度化実践研究Ⅱ」につなぐことができる。
授業計画
【全体】
校内研修の事例分析をもとに,校内研修の意義に対する理解を深めるとともに,課題解決に向けた校内研修の計画と運営に必要な専門的知識・技能の修得・形成を図る。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
ミドルリーダーとして、校内研修に求めるものや課題、法的根拠を整理する。
研修の法的根拠を整理する。
(事後学習4時間以上)
第2回
校内研修と学校文化
研修主任としての取組例を参考に、校内研修の改善のポイントを検討する。(「創り出す校内研修」視聴)
校内研修の改善ポイントを整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第3回
様々な研修運営の方法①
伝達型、参加型、課題研究型、体験型研修について学ぶ。
多様な研修手法を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第4回
様々な研修運営の方法②
知識・技能の習得や、態度・行動の変容を目的とする研修方法を学ぶ。
多様な研修手法を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第5回
校内研修活性化の手立て①
問題解決の能力向上を目的とする研修手法を学ぶ。(学力向上の課題解決に向けて)
学力向上対策を立案する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第6回
校内研修活性化の手立て②
課題を分類、分析する手法、実践に結びつける手法を学ぶ。(学力向上の課題解決に向けて)
学力向上対策を改善する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第7回
校内研修活性化の事例紹介①
各所属校の特色ある研修について紹介し、好事例を共有する。
自校の研修の特徴を記載した報告書を作成する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第8回
校内研修活性化の事例紹介②
全国の先進事例を学び、取組のポイントを探る。
先進事例の特徴を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第9回
附属山口小学校発表会参加
研修内容と運営の両面から研究校の工夫を学ぶ。
附属学校の研究発表会に参加し、特色を報告する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第10回
校内研修の計画と運営の実践課題①
国研研究指定校への指定を想定し、実施担当者として、研修の計画と運営の実践的課題を整理する。
自校の学力課題を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第11回
校内研修の計画と運営の実践課題②
研究指定校の研修計画書の作成をとおして、マネジメント能力を身に付ける。
国立教育政策研究所の様式に従い、研究計画書を作成する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第12回
研修実施上の課題①
仮想研修職員会での実施計画プレゼンテーション(支援)をとおして、実施上の課題を整理する。
研究計画書の課題を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第13回
研修実施上の課題②
仮想研修職員会での実施計画プレゼンテーション(支援)をとおして、課題の解決策を検討する。
研究計画書の改善点を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第14回
校内研修と人材育成
学校管理職として、校内研修をとおして人材育成を図る手法について学ぶ。(「学校の新しい流れ」視聴)
キャリアステージに応じた人材育成の方策を整理する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第15回
まとめと振り返り
校内研修の課題と解決方策を整理し、レポートを作成する。
校内研修改善プランを作成する。
(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第16回
まとめと振り返り
校内研修の課題と解決方策を整理し、レポートを作成し、それをもとに交流する
校内研修改善プランを見直す。
(4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
教員研修の手引き
ISBN
著者名
教職員支援機構
出版社
教職員支援機構
出版年
教科書
書名
「ワークショップ型校内研修」充実化・活性化のための戦略&プラン43 : ワークショップ型研修を確実に成功させる12の戦略と今日から始められる研修プログラム24+7つの長期プログラム
ISBN
9784873806136
著者名
村川雅弘編
出版社
教育開発研究所
出版年
2012
教科書
書名
ワークショップ型研修のすすめ : 授業にいかす教師がいきる
ISBN
9784324076491
著者名
村川雅弘編著
出版社
ぎょうせい
出版年
2005
備考
担当教員が、必要に応じて紹介する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
「実りある校内研修を企画・運営しよう」をテーマとし、校内研修のマネジメント能力を高める演習・講義により、自分の教職キャリアに応じて、ミドルリーダーとしての成長をめざしましょう。
キーワード
同僚性、学び続ける教員像、省察力、学校マネジメント
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
教職員研修開発基礎
履修条件
連絡先
某(A棟223号)
[藤上真弓(A棟205号)fujikami@yamaguchi-u.ac.jp]
オフィスアワー
・某:月曜日の5コマ
・藤上真弓:木曜日の午後
その他学生の都合に合わせて、研究室にて相談を受け付ける。
(会議などで不在の時もあるかもしれないため、メールにて事前に連絡をしてもらえると、対応ができる。)
メールでも対応する。
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