開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(専門職学位課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8022700001
海外学校臨床演習
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
和泉 研二[WAIZUMI Kenji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
和泉 研二 [WAIZUMI Kenji]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
一週間程度海外(カンボジア)に赴き,複数の小学校および教員養成大学等において,現地のニーズに沿った課題解決型の授業を複数回実施する。教科は主として理科または算数とし,通訳を交えながら日本語で行う。具体的な授業実施回数や内容については,年度ごとの事情に応じて調整する。帰国後は,学びの成果を積極的に発信することを目的として,報告書の作成や報告会等による発表を企画し,実施する。
授業の到達目標
日本の教育と現地の教育との比較等を通して、教育の本質やあるべき姿に関する考えを深め、これからの教師としての自らのキャリア形成に役立つ経験とすることができる。
授業計画
【全体】
(担当形態:単独)
大きな流れは、以下の通りである。
1)授業に先立ち、後期開始時に概要説明を行うとともに、カンボジアへ行く日程調整を進める。
2)日程に合わせ、事前指導を開始し、渡航準備を整える。
3)カンボジアの小学校等数カ所で、授業実践等の活動を行なう。
4)帰国後、報告書の作成や報告会を実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
事前指導(1)
オリエンテーション
訪問国の一般的な状況について調べておくこと(1時間程度)。授業のまとめを行うとともに、さらに調査を進めること(1時間程度)。
第2回
事前指導(2)
訪問国の教育事情と臨床実習の内容検討
訪問国の教育状況について調べておくこと(1時間程度)。授業のまとめを行うとともに、さらに調査を進めること(1時間程度)。
第3回
事前指導(3)
臨床実習の計画立案と役割分担の検討(1)
行なってみたい授業の案を複数用意して、説明できるようにしておくこと(1時間程度)。協議を踏まえ、さらに授業の絞り込みを行うこと(1時間程度)。
第4回
事前指導(4)
臨床実習の計画立案と役割分担の検討(2)
行なってみたい授業案について、必要なものも含め、詳細に説明できるようにしておくこと(1時間程度)。協議を踏まえ、授業準備を進めること(3時間程度)。
第5回
現地での学校臨床実習(1)
学校概要の現地での理解
授業に備え、現地での調達が必要なものをまとめておくこと(1時間程度)。現地の状況に応じた実験準備や計画の見直しを行うこと(3時間程度)。
第6回
現地での学校臨床実習(2)
教員養成大学及び附属小学校における授業実践(1)
授業の準備(1時間程度)。授業後の反省会および次回に向けた準備(1時間程度)。
第7回
現地での学校臨床実習(3)
教員養成大学及び附属小学校における授業実践(2)
授業の準備(1時間程度)。授業後の反省会および次回に向けた準備(1時間程度)。
第8回
現地での学校臨床実習(4)
僻地小学校における授業実践
授業の準備(1時間程度)。授業後の反省会および次回に向けた準備(1時間程度)。
第9回
現地での学校臨床実習(5)
郊外中規模小学校における授業実践(1)
授業の準備(1時間程度)。授業後の反省会および次回に向けた準備(1時間程度)。
第10回
現地での学校臨床実習(6)
郊外中規模小学校における授業実践(2)
授業の準備(1時間程度)。授業後の反省会および次回に向けた準備(1時間程度)。
第11回
現地での学校臨床実習(7)
現地の家庭生活と学校,家庭訪問等
授業の準備(1時間程度)。授業後の反省会および次回に向けた準備(1時間程度)。
第12回
現地での学校臨床実習(8)
授業実践の総まとめとリフレクション
授業の準備(1時間程度)。授業後の省察(1時間程度)。
第13回
事後指導(1)
報告書および報告会に向けた準備
現地での活動をまとめておくこと(1時間程度)。報告書および報告会に向けた準備を開始すること(2時間程度)。
第14回
事後指導(2)
報告会の運営と実施
報告書および報告会に向けた案を作成しておくこと(2時間程度)。協議を踏まえ、報告書および報告会に向けた準備を進めておくこと(2時間程度)。
第15回
事後指導(3)
実習校等へのフィードバックと成果の発信
報告会の準備(1時間程度)、後片付け(1時間程度)。報告書の提出。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 20% D: 40%
成績評価法
事前準備30%、現地での活動60%、事後レポート10%
教科書にかかわる情報
備考
感染症の流行等により、非開講とする可能性がある。
参考書にかかわる情報
備考
カンボジアの教科書を参考とする。
メッセージ
令和7年度は実施しません。
(実施する年でも、基本的に往復旅費、ホテル代、食事代等、費用は自己負担です。ただし、現地での移動や通訳に費用は除く。大学や後援財団が実施する助成制度に応募することで、支援を得られる可能性があります。)
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
和泉研究室
e-mail:bec20@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜5コマ目
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