タイトル

開講年度 開講学部等
2026 大学院技術経営研究科
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期分割 土1~6 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8061000002 オペレーションズ・マネジメント特論[Advanced Course on Operation Management] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
春山 繁之[HARUYAMA Shigeyuki]
担当教員[ローマ字表記]
春山 繁之 [HARUYAMA Shigeyuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業の目的は、オペレーションズマネジメントを、生産や物流などの個別機能の管理としてではなく、製品開発から販売・品質保証に至るまでが相互に連関しながら価値を創出する「統合プロセス」として理解する力を養うことである。実行の過程で生じる制約や想定外の事象を踏まえ、計画や意思決定を更新していく動的なマネジメント能力の習得を目指す。本授業では、製品開発、生産、調達、物流、品質、販売を相互に連結した「チェーンリンク構造」として捉え、部門横断的に統合するプロジェクトマネジメントの役割を学ぶ。さらに、現場の実行結果を上流の計画へ反映する「フィードアップ」の考え方を通じて、実行と計画を往復させる実践的オペレーション設計を理解する。
担当教員は、製造、製品開発、新工場計画および産学公連携の実務経験を有し、実際の企業事例や演習を通じて理論と実務を結び付ける。
授業の到達目標
製造業が継続的に発展するために、品質、コスト、納期の制約条件のもとで、市場ニーズに即応した製品を開発、量産化していく基幹のプロセスを理解する。具体的には、技術の動向、社会の潮流から製品戦略を立案し技術のロードマップを作成する方法、製造現場でのオペレーションマネジメントの仕組み、あり方を理解し、各種管理の手法を身に付ける。また、一般化されたプロジェクトマネジメントの知識体系を理解する。
授業計画
【全体】
オペレーションマネジメントにおける生産管理の製造業内での位置付けから始まり、生産管理の個別課題である製品開発のプロセス、製造現場での作業管理・工程管理・生産計画、資材調達方法、外注管理、在庫発生のメカニズム、原価管理、品質管理、設備管理、技能者育成、物流について講義する。また、一般化されたプロジェクトマネジメントの知識体系(スコープ計画、コスト計画、スケジュール計画、品質計画、ならび変更管理)について学習し、生産管理システムにおける要素マネジメントとしてのPM手法について学ぶ。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 講義全体の説明
経営戦略と生産管理の位置付け
序論
生産管理概論
 生産管理論
 製品力
 製品開発のプロセスと 生産管理の位置付け
予習:4時間以上
課題レポート1
第2回 製品開発 製品開発とは
ロードマップとは
ロードマップの作成基礎
予習と復習:4時間以上
課題レポート2
第3回 製品開発 ロードマップの活用
技術ロードマップ
予習と復習:4時間以上
第4回 製品開発 技術ロードマップ作成事例
製品開発事例
予習と復習:4時間以上
第5回 製造現場の生産管理 生産管理の目的と機能
製造現場の生産管理(生産性向上)
予習と復習:4時間以上
ケーススタディレポート
第6回 製造現場の生産管理
小テスト(部品別能力票)
生産計画システム
能率と企業の効率
広義の生産計画
製造現場の生産計画
資材所要量計算(MRP)
予習と復習:4時間以上
演習(BOM,MRP)レポート
第7回 調達システム 調達のあるべき姿
発注方式
予習と復習:4時間以上
第8回 在庫管理
原価管理
在庫の発生とメカニズム
カップリングポイント生産方式の理論
生産方式とリスク
原価管理
標準原価
原価の種類と構成
予習と復習:4時間以上
第9回 原価管理
品質管理
変動費と固定費
損益分岐点
原価低減
設備投資の評価原価管理
品質管理、管理手法
予習と復習:4時間以上
原価計算レポート
第10回 生産工程のボトルネックシミュレーッション ボトルネックシミュレーッションゲーム 復習:4時間以上
第11回 生産工程のボトルネックシミュレーッション ボトルネックシミュレーッションゲーム 復習:4時間以上
第12回 サプライチェンマネジメントッション SCMの基本的な仕組み
物流の部分最適と全体最適
SCMで何が変わるか
予習と復習:4時間以上
第13回 企業経営におけるプロジェクトマネジメントの役割と位置づけ プロジェクトマネジメントの役割と位置づけについて考察 予習と復習:4時間以上
第14回 プロジェクトマネジメント知識体系の概要 プロジェクトマネジメント知識体系(PMBOK)に基づいて9つの知識エリアと5つのプロセス群の解説 予習と復習:4時間以上
第15回 ケース学習 「低公害(CVCC)エンジンの開発」 WBS(Work Breakdown Structure)の重要性について 予習と復習:4時間以上
プレゼンテーション資料の提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 60% C: 10% D: 10%
成績評価法
小テスト、授業内の発表・レポート、で評価します。
小テスト 30%、発表・レポート 70%
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:オリジナルの教材資料等を配布する
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ロードマップのノウハウ・ドゥハウ ISBN 9784569639260
著者名 野口吉明  出版社 PHP研究所 出版年 2004
参考書 書名 生産マネジメント入門(上巻) ISBN 9784532132057
著者名 藤本隆宏 出版社 日本経済新聞社 出版年 2001
参考書 書名 生産マネジメント入門(下巻) ISBN 9784532132064
著者名 藤本隆宏 出版社 日本経済新聞社 出版年 2001
備考
メッセージ
キーワード
経営ビジョン、製品力、QCD,技術のロードマップ、タクトタイム、サイクルタイム、標準時間、発注方式、MRP,BOM、2ビン方式、外注管理、在庫管理、品質管理、工程能力指数、設備管理、MTBF,MTTR,SCM、IT、プラントシミュレーター
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
ものづくりmot特論
履修条件
連絡先
春山 haruyama@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
常時受付
(E-mailにより希望日時の連絡をお願いします。)

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