開講年度
開講学部等
2025
大学院技術経営研究科
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期分割
土7~12
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8061000007
MOTビジネス・ロー[MOT Business Laws]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
竹内 誠也[TAKEUCHI Seiya]
ー
担当教員[ローマ字表記]
竹内 誠也 [TAKEUCHI Seiya]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
技術経営における戦略法務およびリスクマネジメント対応に不可欠となる、WTO TRIPs等の国際知的財産法の基本枠組み、知的財産権法(特許,商標, 著作権法等), トレード・シークレット保護法制、契約法・不法行為法および独占禁止法・競争法に関する基本的な理解について,特に近時重要性を増しつつあるオープン開発戦略と知財トランザクション・アレンジメントの観点を踏まえつつ講義を行う。
特に,WTO TRIPs協定条約の各条項、日本国および諸外国における特許法・著作権法・営業秘密保護および契約法・不法行為法に関する概要等を中心とした知的財産法の体系的理解、トレード・シークレット保護のガイドライン、日欧米主要国の独占禁止法・競争法におけるガイドラインおよび国際知財仲裁紛争処理の概論について講義を行う。
授業の到達目標
実際の開発製造現場で技術情報等の取得から戦略的判断に至る系統的な知的財産対応能力を身につける
授業計画
【全体】
オープン開発戦略と知的財産トランザクション・アレンジメント等について必要な国際知財法および各国知財法・民事法に係る基礎的知識を体系的に事例をあげながら解説する。基本的には、体系的講義に加えて事例等を提示して講義参加者が問題解決を図る構成となっている。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ビジネス倫理とオープン技術経営戦略
オープン技術経営戦略および技術資産トランザクションとビジネスロー倫理の重要性について啓蒙経済倫理学者アダム・スミス教授『道徳的感情論』および『国富論」を軸に解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第2回
ビジネス倫理とオープン技術経営戦略
オープン技術経営戦略および技術資産トランザクションとビジネスロー倫理の重要性について啓蒙経済倫理学者アダム・スミス教授『道徳的感情論』および『国富論」を軸に解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第3回
国際経済法(WTO TRIPs協定他)基礎概論
国際的な技術経営戦略の外郭を規定する国際経済法(WTO TRIPs協定他)の基礎的理解について、国際機関等における直近動向を踏まえ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第4回
TRIPs日欧米 知的財産法概論1.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第5回
TRIPs日欧米 知的財産法概論1.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第6回
知財リクスマネジメント事案演習
技術資産取引における権利侵害・ライセンス・共同研究等に関するリーガルリスクマネジメント事案について演習を行う。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第7回
TRIPs日欧米 知的財産法概論2.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第8回
TRIPs日欧米 知的財産法概論2.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第9回
知財リクスマネジメント事案演習
技術資産取引における権利侵害・ライセンス・共同研究等に関するリーガルリスクマネジメント事案について演習を行う。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第10回
TRIPs日欧米 知的財産法概論3.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第11回
TRIPs日欧米 知的財産法概論3.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第12回
知財リクスマネジメント事案演習
技術資産取引における権利侵害・ライセンス・共同研究等に関するリーガルリスクマネジメント事案について演習を行う。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第13回
TRIPs日欧米 知的財産法概論4.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法・競争法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第14回
TRIPs日欧米 知的財産法概論4.
技術経営・技術資産取引の中核となるWTO TRIPsと特許法等の知的財産法・競争法体系の理解について、日欧米における比較法的観点を踏まえつつ解説する。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第15回
知財リクスマネジメント事案演習
技術資産取引における権利侵害・ライセンス・共同研究等に関するリーガルリスクマネジメント事案について演習を行う。
予習・復習(学習の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: --% C: --% D: 10%
成績評価法
レポート 70% グループワーク 15% 質疑応答・ディスカッション15%
教科書にかかわる情報
備考
*教科書(メインテキスト)
※特販割引頒布があるため、必ず第1回講義冒頭での教科書購入指示を確認したのちに購入対応のこと
詳解国際知的財産法
竹内誠也
慶應義塾大学出版会, 2022
国際知的財産法概説
竹内 誠也
近代科学社(株) 2020年3月
オープン戦略下における知的財産法務の実務と国際知財法政策の諸動向
竹内 誠也
(株)EMEパブリッシング 2019年3月
Analysis of Enforcement of Intellectual Property Rights Related to Standard Technology in East Asia and Europe
Seiya S. Takeuchi (Kindaikagakusha KK, 2021)
参考書にかかわる情報
備考
*参考書(サブテキスト)
コンテンツ・ネット取引とIoTビジネスに係る情報法・知的財産法・競争法の法的課題に関する実務上の留意点と法政策の展望
竹内 誠也
(株)EMEパブリッシング 2017年7月
IOT Business Model and Issues on IP Law, Competition Law and Information Law in Japan
Seiya Takeuchi
EME Publishing KK Aug2018
University and business collaboration agreements: Lambert Toolkit, UKIPO
https://www.gov.uk/guidance/university-and-business-collaboration-agreements-lambert-toolkit
Exchanging Value - Negotiating Technology Licensing Agreements: A Training Manual, WIPO (WIPO 2010)
http://www.wipo.int/edocs/pubdocs/en/licensing/906/wipo_pub_906.pd
メッセージ
授業では、自ら進んでディスカッションに参加することを勧める。
キーワード
実務家教員講義 国際知的財産法 TRIPs協定 特許法 実用新案法 意匠法 商標法 著作権法 不正競争防止法 独占禁止法 民法 契約法 不法行為法 米国法 英国法 EU法
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
応用科目として「国際知財法」・「知財MOT」がありますので、“知財マネジント”学術知識・法務実務の習得希望者には継続履修を推奨します。
履修条件
連絡先
モバイルアドレスYQS01274@nifty.com(大学アドレスtake2015@yamaguchi-u.ac.jp)
モバイル番号070-6962-9241(国際IP電話 050-5534-1717)
オフィスアワー
火曜から土曜のお昼前後の時間帯に適宜対応するので、事前に上記連絡先に問い合わせをして下さい。
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