開講年度
開講学部等
2025
大学院技術経営研究科
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8061000011
ものづくりMOT特論[Monozukuri MOT]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
春山 繁之[HARUYAMA Shigeyuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
春山 繁之 [HARUYAMA Shigeyuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現在、日本の製造業においてデジタルエンジニアリング(DE)技術が広く浸透している。従来は大企業のみが導入していたが、IT・AI技術の普及およびソフトウェアの低価格化により中小企業でもデジタルエンジニアリング(DE)技術を一般的なツールとして活用されている。しかしながら、大多数の企業におけるDE導入は単なる設計・製造の電子化のレベルに留まっており、DXに対応したDEを経営に十分活かすことが課題となっている。そこで、本講義は従来のDEを解析主導設計(ALD;Analysis-Led Design)を活用した「ものづくり」まで高度化するための技術の修得とその技術をビジネスに活かすための実践力向上を目的とする。 また、グローバル企業のものづくりにおける研究開発から事業化までの取り組みなどについてもケースとして紹介する。
授業の到達目標
「ものづくり」を高度化する情報化製造技術についての知識を獲得し,ビジネスに活かすための実践力を向上する。
授業計画
【全体】
本科目では、DEを推進していくために必要な先端知識・理論及び実践的活用法について講義と演習を行う。特に、設計段階でコア技術となる最先端シミュレーション技術の理論および活用法、製造段階でのIT技術導入のポイントやPLCにおける世代交代に伴う技術変化、事業変化の観点について講義を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
エンジニアリング・システムの動向
本講義の位置づけ
ESの動向
予習::4時間以上
第2回
ALD(解析主導設計)のインパクト
CAEの光と影
ALDとは?
3次元データの威力
CAEのメリットとデメリット
予習と復習:4時間以上
第3回
企業におけるDEの現状
ものづくりにおけるDE化と課題
予習と復習:4時間以上
第4回
未然防止型ものづくりに向けてのDEの活用事例(1)
DX時代のものづくりについての検討
CAEやQEの活用によるものづくりプロセスの未然防止型への革新
フロントローディング
もの創りへのAI,IOTの活用
予習と復習:4時間以上
第5回
未然防止型ものづくりに向けてのDEの活用事例(2)
DX時代のものづくりについての検討
CAEやQEの活用によるものづくりプロセスの未然防止型への革新
もの創りへのAI,IOTの活用
予習と復習:4時間以上
ケーススタディレポート
第6回
PLCに伴う製品変化、事業変化に関するプロスについて
PLCに伴うイノベーションの変化、製品開発プロセスの変化に関する説明
予習と復習:4時間以上
第7回
PLCに伴う製品変化、事業変化に関するプロス検討演習:製品開発、事業開発演習(1)
技術を基盤とする製品、事業開発を行う際の具体的な方法論、検討が必要な因子について具体的事例をもとに議論する
予習と復習:4時間以上
第8回
製品開発、事業開発演習(2)
技術を基盤とする製品、事業開発を行う際の具体的な方法論、検討が必要な因子について具体的事例をもとに議論する
予習と復習:4時間以上
第9回
製品開発、事業開発演習(3)
技術を基盤とする製品、事業開発を行う際の具体的な方法論、検討が必要な因子について具体的事例をもとに議論する
予習と復習:4時間以上
第10回
製品開発、事業開発演習(4)
技術を基盤とする製品、事業開発を行う際の具体的な方法論、検討が必要な因子について具体的事例をもとに議論する
予習と復習:4時間以上
第11回
製品開発、事業開発演習(5)
具体的なテーマ設定に基づき各グループでPLCの世代交代事例を評価と検討を実施する
予習と復習:4時間以上
第12回
製品開発、事業開発演習(6)
具体的なテーマ設定に基づき各グループでPLCの世代交代事例を評価と検討を実施する
予習と復習:4時間以上
第13回
製品開発、事業開発演習(7)
具体的なテーマ設定に基づき各グループでPLCの世代交代事例を評価と検討を実施する
予習と復習:4時間以上
第14回
プレゼンテーション資料の作成
各グループで設定した演習課題について発表資料の作成、演習を行う。
予習と復習:4時間以上
第15回
プレゼンテーション
まとめ
発表と意見交換
予習と復習:4時間以上
プレゼンテーション資料の提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 20% D: 30%
成績評価法
小テスト、授業中の発表・レポートで評価します。 小テスト 20%、レポート 80%
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:プリント等を配布する
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
製品企画,開発,製造,物流,販売,調達,保守,修理,回収,廃棄,CAD,CAM,CAE,CG,PDM
持続可能な開発目標(SDGs)
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
オペレーションズ・マネジメント特論
履修条件
連絡先
春山 haruyama@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
常時受付
(E-mailにより希望日時の連絡をお願いします。)
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