開講年度
開講学部等
2025
大学院技術経営研究科
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期分割
土1~6
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
8062000003
R&Dマネジメント特論[Advanced Course on Research & Development Management]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
春山 繁之[HARUYAMA Shigeyuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
春山 繁之 [HARUYAMA Shigeyuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
R&Dマネジメントとは、経営戦略・事業戦略の意思を効率的、効果的に実現する方法の一つである。本特論では企業・組織としての価値創造・価値獲得を最大限に高めるためのR&D施策を学習する。まず、時代の変遷に伴う研究発想の転換を検討し、基礎・応用・実用化研究の分類から製品化までの流れを学ぶ。次に、対象となる製品アーキテクチュアの定義を行い、企業における研究開発・設計手法の実像を紹介して、その理想像を議論する。さらに、研究開発・組織構築論、技術ロードマッピング論、知的財産戦略論、市場の不確実性(VUCA)と経営戦略との整合性からなる意思決定論、現場研究者の創造力育成および研究者倫理などに展開する。そして、イノベーティブなビジネスモデルを創出し実現するためのR&Dマネジメントのあり方を、プラットフォーム創成とデザインおよびアート思考の視点から提起し、企業・組織としての価値創造・価値獲得を最大限に高めるための施策を議論する。
このように、本特論は、イノベーションに関する知識を実務に活用・応用する能力、研究開発や事業活動を組織的に遂行し、課題を把握して合理的かつ効率的に対処する能力を身に付けるためのカリキュラムを構成する。
授業の到達目標
技術獲得や新事業創成に向けたR&Dマネジメントの本質を理解し、R&D戦略の策定や経営戦略との整合、意思決定の手法について説明できる。
授業計画
【全体】
この講義では、まずR&D,R&Dマネジメントに関する基本的な事柄を確認し、R&D組織のあり方,R&Dマネジメントの一般的な手法,R&D戦略や知財戦略の策定へと議論を進める.またR&D組織のあり方や人材について議論を進め,さら企業の将来を決するイノベーション創出とR&Dマネジメントの関係性について検討していく。さらに事例の検討を通してより具体的に議論し理解を深めていく。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
・R&Dマネジメント入門
・R&D組織のミッション・ビジョン・バリュー・戦略
・R&Dマネジメントの手法
・総論としての技術経営とR&Dマネジメントの実際
・産業分野,製品アーキテクチャ,事業構造,ポジショニング等
・短期・中期・長期のマネジメント手法
予習・復習(4時間)
第2回
・R&Dマネジメント入門
・R&D組織のミッション・ビジョン・バリュー・戦略
・R&Dマネジメントの手法
・総論としての技術経営とR&Dマネジメントの実際
・産業分野,製品アーキテクチャ,事業構造,ポジショニング等
・短期・中期・長期のマネジメント手法
予習・復習(4時間)
第3回
・R&Dマネジメント入門
・R&D組織のミッション・ビジョン・バリュー・戦略
・R&Dマネジメントの手法
・総論としての技術経営とR&Dマネジメントの実際
・産業分野,製品アーキテクチャ,事業構造,ポジショニング等
・短期・中期・長期のマネジメント手法
予習・復習(4時間)
第4回
・R&D戦略
・R&Dポートフォリオ
・知的財産戦略
・技術開発とR&D戦略
・技術ロードマッピング
・経営戦略とポートフォリオマネジメント,知的財産戦略
・人材獲得,育成
予習・復習(4時間)
第5回
・R&D戦略
・R&Dポートフォリオ
・知的財産戦略
・技術開発とR&D戦略
・技術ロードマッピング
・経営戦略とポートフォリオマネジメント,知的財産戦略
・人材獲得,育成
予習・復習(4時間)
第6回
・R&D戦略
・R&Dポートフォリオ
・知的財産戦略
・技術開発とR&D戦略
・技術ロードマッピング
・経営戦略とポートフォリオマネジメント,知的財産戦略
・人材獲得,育成
予習・復習(4時間)
第7回
・創造力
・R&Dプロジェクト
・R&D組織
・創造力の本質
・R&Dプロジェクトの創発・遂行・終了
・R&Dプロジェクトの選択と評価手法
・R&Dプロジェクトの具体的計画策定手法
・R&Dマネジメントの組織
・R&D投資における組織と人材育成
予習・復習(4時間)
第8回
・創造力
・R&Dプロジェクト
・R&D組織
・創造力の本質
・R&Dプロジェクトの創発・遂行・終了
・R&Dプロジェクトの選択と評価手法
・R&Dプロジェクトの具体的計画策定手法
・R&Dマネジメントの組織
・R&D投資における組織と人材育成
予習・復習(4時間)
第9回
・創造力
・R&Dプロジェクト
・R&D組織
・創造力の本質
・R&Dプロジェクトの創発・遂行・終了
・R&Dプロジェクトの選択と評価手法
・R&Dプロジェクトの具体的計画策定手法
・R&Dマネジメントの組織
・R&D投資における組織と人材育成
予習・復習(4時間)
第10回
・R&D人材
・R&Dのファイナンス
・イノベーション創出とR&Dマネジメント
・R&D人材の獲得と育成,評価
・R&D組織の維持
・R&D資金の獲得,管理
・イノベーション創出の方法論
・オープンイノベーションの推進
・R&D組織のオープン化
予習・復習(4時間)
第11回
・R&D人材
・R&Dのファイナンス
・イノベーション創出とR&Dマネジメント
・R&D人材の獲得と育成,評価
・R&D組織の維持
・R&D資金の獲得,管理
・イノベーション創出の方法論
・オープンイノベーションの推進
・R&D組織のオープン化
予習・復習(4時間)
第12回
・R&D人材
・R&Dのファイナンス
・イノベーション創出とR&Dマネジメント
・R&D人材の獲得と育成,評価
・R&D組織の維持
・R&D資金の獲得,管理
・イノベーション創出の方法論
・オープンイノベーションの推進
・R&D組織のオープン化
予習・復習(4時間)
第13回
・R&Dマネジメント事例の研究
・R&Dマネジメントの実践に向けて(まとめ)
・R&Dマネジメント事例議論(英語文献)
・イノベーティブな新製品・新サービス・新規事業創出に向けたR&Dマネジメントのあり方
・予習・復習(4時間)
・事例教材を読み、関連情報を収集し、疑問点を明確にしておくこと
第14回
・R&Dマネジメント事例の研究
・R&Dマネジメントの実践に向けて(まとめ)
・R&Dマネジメント事例議論(英語文献)
・イノベーティブな新製品・新サービス・新規事業創出に向けたR&Dマネジメントのあり方
・予習・復習(4時間)
・事例教材を読み、関連情報を収集し、疑問点を明確にしておくこと
第15回
・R&Dマネジメント事例の研究
・R&Dマネジメントの実践に向けて(まとめ)
・R&Dマネジメント事例議論(英語文献)
・イノベーティブな新製品・新サービス・新規事業創出に向けたR&Dマネジメントのあり方
・予習・復習(4時間)
・事例教材を読み、関連情報を収集し、疑問点を明確にしておくこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 60% C: --% D: 30%
成績評価法
授業中の発表・レポートで評価します。 発表・レポート 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
MOT 研究開発マネジメント入門
ISBN
9784254201673
著者名
岡本 和也,福代 和宏(著); 上西 研(監修)
出版社
朝倉書店
出版年
2020
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
haruyama@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
haruyama@yamaguchi-u.ac.jp 事前にメールにて相談してください。
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