タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院技術経営研究科
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期分割 土1~6 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8062000007 戦略思考特論[Strategic Thinking & Decision] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
NGUYEN PHUC HUU[NGUYEN PHUC HUU]
担当教員[ローマ字表記]
NGUYEN PHUC HUU [NGUYEN PHUC HUU]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
必須のビジネススキルであるクリティカルシンキング(論理的な合理的な思考でバイアスや過度の単純化を避け、創造的なソリューションを導く思考)と戦略思考の理論基礎を質的分析・量的分析を通じて学んでいきます。

1.日本大学であまり講義されていないクリティカルシンキングとラテラルシンキングへの理解

2.戦略思考に関わる定性分析(テキストマイニング)、定量分析ツール(統計分析、シミュレーション)、戦略的なフレームワークへの理解と応用
授業の到達目標
戦略的マネジメントの実践にクリティカルシンキング、ラテラルシンキング、意思決定の方法論と戦略分析を応用できる。

ビジネス課題に対して、因果関係の本質を理解し、証拠を評価及び分析し、選択肢を検討し、複雑な判断を行い、結果を査定し、有効な決定を下すスキル。
授業計画
【全体】
授業では、以下の内容をカバーします。

1)戦略思考に関わる重要な要素(クリティカルシンキング、ラテラルシンキング、意思決定)と戦略的なフレームワークの基礎
2)戦略思考に関わる定性分析(テキストマイニング)と定量分析ツール(統計分析・シミュレーション)の理解と応用
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 「思考」の概念について説明する クリティカルシンキング、ラテラルシンキング、意思決定等の諸概念を解説する 予習・復習(目安:4時間以上)
第2回 クリティカルシンキングの基礎1 クリティカルシンキングにおける事実の関係性を評価、因果関係を見極める 予習・復習(目安:4時間以上)
第3回 グループワーク ケースを通じて、グループワークの形で、クリティカルシンキングの本質の理解を高める レポート資料作成(目安:4時間以上)
第4回 クリティカルシンキングの基礎2 クリティカルシンキングにおけるバイアスや過度の単純化を避け、正確に評価する 予習・復習(目安:4時間以上)
第5回 グループワーク ケースを通じて、グループワークの形で、クリティカルシンキングの本質の理解を高める 予習・復習(目安:4時間以上)
第6回 個人発表 ケースを通じて、個人発表の形で、クリティカルシンキングの本質の理解を高める レポート資料作成(目安:4時間以上)
第7回 意思決定のメカニズム 意思決定のバイアスや落とし穴、意思決定のプロセスの理解 予習・復習(目安:4時間以上)
第8回 経営課題や戦略立案におけるクリティカルシンキングとラテラルシンキングの応用1 戦略立案の復習とクリティカルシンキングとラテラルシンキングの応用の演習1 予習・復習(目安:4時間以上)
第9回 経営課題や戦略立案におけるクリティカルシンキングとラテラルシンキングの応用2 戦略立案の復習とクリティカルシンキングとラテラルシンキングの応用の演習2 レポート資料作成(目安:4時間以上)
第10回 戦略思考に関わる定性分析(テキストマイニング)の理解 Kh-Coderの実践1 予習・復習(目安:4時間以上)
第11回 戦略思考に関わる定性分析(テキストマイニング)の演習 Kh-Coderの実践2 予習・復習(目安:4時間以上)
第12回 戦略思考に関わる定性分析(テキストマイニング)の演習 Kh-Coderの実践3 レポート資料作成(目安:4時間以上)
第13回 戦略思考に関わる定量分析ツール(統計分析・シミュレーション)の理解 統計学復習、Excelにおけるシナリオ分析・データテーブルの実践 予習・復習(目安:4時間以上)
第14回 戦略思考に関わる定量分析ツール(統計分析・シミュレーション)の応用1 Excelにおけるシミュレーションの実践1 レポート資料作成(目安:4時間以上)
第15回 戦略思考に関わる定量分析ツール(統計分析・シミュレーション)の応用2 Excelにおけるシミュレーションの実践2 レポート資料作成(目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: 20% D: 20%
成績評価法
宿題・授業外レポート 50%
授業態度・授業への参加度 30%
受講者の発表(プレゼン)20%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しないが、適宜プリントなどの教材を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
グラント現代戦略分析 <第2版>
ロバート・M・グラント (著), 加瀬 公夫 (監修)
出版社: 中央経済社; 第2版

世界標準の経営理論
入山 章栄 (著)
ダイヤモンド社
メッセージ
キーワード
戦略思考、意思決定、経営戦略、戦略マネジメント、リスクと不確実性、戦略分析
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
企業経営特論、経営戦略特論、組織と人材マネジメント特論、マーケティング戦略論、経済分析特論
履修条件
連絡先
技術経営研究科:内線 グエン(5602)
phuc AT yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前に電子メールか電話にて連絡下さい

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