タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院技術経営研究科
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期分割 土1~6 講義 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
8062000013 国際知財法特論[International Intellectual Property Laws] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
竹内 誠也[TAKEUCHI Seiya]
担当教員[ローマ字表記]
竹内 誠也 [TAKEUCHI Seiya]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本科目では,国内外における知的財産法制度および国際的な知的財産制度の枠組み(WTO TRIPs協定等)を紹介するとともに、知的財産及び知的財産権(特許権ほか)を,事業における差別化要因及び競争力確保の源泉として活用する実践的な法務マネジメントに必要とされる国際知財法の概要について講義を行う。特に,技術提携またはライセンシング取引,独占禁止法・競争法と知財取引管理にについても取り扱うこととする。
授業の到達目標
グローバルな知的財産法に関する問題に対して積極的に関心を持ち、学習を深める。 国際知財に関する法的議論に参加し、自らの意見を論理的に表現するスキルを養う。
授業計画
【全体】
 国際的な知的財産制度に関する体系的な知識を踏まえつつ、国際知財法務マネジメントについて具体事例をあげながら解説する。基本的には、モデル事例を提示して講義参加者が問題解決を図る構成となっている。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論1 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(特許法ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第2回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論1 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(特許法ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第3回 国際知財法ケーススタディおよび同演習 国内外における知的財産権に係る取引・紛争事案についてケーススタディおよび演習を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第4回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論2 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(特許法ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第5回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論2 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(特許法ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第6回 国際知財法ケーススタディおよび同演習 国内外における知的財産権に係る取引・紛争事案についてケーススタディおよび演習を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第7回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論3 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(知財取引ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第8回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論3 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(知財取引ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第9回 国際知財法ケーススタディおよび同演習 国内外における知的財産権に係る取引・紛争事案についてケーススタディおよび演習を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第10回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論4 諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(反競争規制ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第11回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論4 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(反競争規制ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第12回 国際知財法ケーススタディおよび同演習 国内外における知的財産権に係る取引・紛争事案についてケーススタディおよび演習を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第13回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論5 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(取引規制ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第14回 国内外における知財法制度および国際的な知財制度の枠組み:概論5 日本国法・諸外国および国際的な知的財産法制度に関する概略および制度枠組み(取引規制ほか)についての解説を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
第15回 国際知財法ケーススタディおよび同演習 国内外における知的財産権に係る取引・紛争事案についてケーススタディおよび演習を行う。 予習・復習(学習の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: --% C: --% D: 10%
成績評価法
レポート 70% グループワーク 15% 質疑応答・ディスカッション15% 
教科書にかかわる情報
備考
※特販割引頒布の可能性があるため、必ず第1回講義冒頭での教科書購入指示を確認したのちに購入対応のこと
*教科書(メインテキスト)


オープン戦略下における知的財産法務の実務と国際知財法政策の諸動向
竹内 誠也
(株)EMEパブリッシング 2019年3月


詳解国際知的財産法
竹内誠也
慶應義塾大学出版会, 2022

国際知的財産法概説
竹内 誠也
近代科学社(株)  2020年3月


参考書にかかわる情報
備考

*参考書(サブテキスト)

コンテンツ・ネット取引とIoTビジネスに係る情報法・知的財産法・競争法の法的課題に関する実務上の留意点と法政策の展望
竹内 誠也
(株)EMEパブリッシング 2017年7月


IOT Business Model and Issues on IP Law, Competition Law and Information Law in Japan
Seiya Takeuchi
EME Publishing KK Aug2018


Analysis on Enforcement of Intellectual Property Rights related to Technological Standards under East Asian Laws and EU Law
Seiya Takeuchi
AL Publishing July2017

University and business collaboration agreements: Lambert Toolkit, UKIPO
https://www.gov.uk/guidance/university-and-business-collaboration-agreements-lambert-toolkit

Exchanging Value - Negotiating Technology Licensing Agreements: A Training Manual, WIPO (WIPO 2010)
 http://www.wipo.int/edocs/pubdocs/en/licensing/906/wipo_pub_906.pd


メッセージ
授業では、自ら進んでディスカッションに参加することを勧める。
キーワード
国際知的財産法 TRIPs協定 特許法 実用新案法 意匠法 商標法 著作権法 不正競争防止法 独占禁止法 民法 契約法 不法行為法 米国法 英国法 EU法
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
本科目は1年前期に開講される「MOTビジネスロー」で学んだ知識・スキルを展開する科目として位置づけられる
履修条件
連絡先
モバイルアドレスYQS01274@nifty.com(大学アドレスtake2015@yamaguchi-u.ac.jp)
モバイル番号070-6962-9241(国際IP電話 050-5534-1717)
オフィスアワー
火曜から土曜のお昼前後の時間帯に適宜対応するので、事前に上記連絡先に問い合わせをして下さい。

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