タイトル

開講年度 開講学部等
2018 理学部
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
前期 木9~10 講義 1.2  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1042200100 情報ネットワーク[Information Network] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
野﨑 隆之[NOZAKI Takayuki]
担当教員[ローマ字表記]
野﨑 隆之 [NOZAKI Takayuki]
区分   対象学生   対象年次 3~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
情報ネットワーク (Information Networks)
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
今日広く利用されているインターネットや電話網は情報ネットワーク技術によって支えられている.日々進化を続けるインターネット技術を理解するには情報ネットワークの知識は欠かすことができない.本講義では情報ネットワークの基礎を身につけ,身の回りのネットワーク技術にどのように活用されているかを理解する.
一般目標
情報ネットワークの基礎を理解する.
授業の到達目標
知識・理解の観点
・以下のキーワードの説明が出来る.
階層モデル,多重化,フレーム化,誤り制御,スイッチング,ルーティング,輻輳制御,フロー制御,暗号,認証,フロー制御プロトコル,MACプロトコル,インターネットプロトコル(IP),UDP,TCP,DNS,HTTP
思考・判断の観点
・以下のキーワードの計算・構成が出来る.
伝送レートの限界,レイテンシ,CDM,誤り検出符号,スイッチング,スパニングツリー,ルーティング,指数加重移動平均,min-max公平性,RSA暗号,RSA署名
関心・意欲の観点
身の回りのネットワーク技術に関心を持つ
授業計画
【全体】
ネットワークモデルを階層化し,低階層から順に講義を進める.
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 導入と概要 ネットワークとその構成要素,問題提起と解決法の概略 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第2回 プロトコルの階層化と参照モデル プロトコルの階層化,参照モデル 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第3回 物理層 伝送媒体,デジタル変調,伝送レートの限界,多重化 レポート ----- ----- ----- ----- 【あり】 【あり】
第4回 データリンク層1 フレーム化,誤り制御 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第5回 データリンク層2 フロー制御,多重化(old Ethernet) 授業の復習
----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第6回 データリンク層3 多重化(無線),スイッチング レポート ----- ----- ----- ----- 【あり】 【あり】
第7回 ネットワーク層1 ルーティング1 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第8回 ネットワーク層2 ルーティング2,IPアドレス 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第9回 ネットワーク層3 IPアドレス,ネットワーク間接続 レポート ----- ----- ----- ----- 【あり】 【あり】
第10回 トランスポート層1 TCPとUDP,フロー制御 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第11回 トランスポート層2 輻輳制御 レポート ----- ----- ----- ----- 【あり】 【あり】
第12回 情報セキュリティ1 暗号システム,共通鍵暗号,公開鍵暗号,公開鍵暗号の数学的準備 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第13回 情報セキュリティ2 RSA暗号,認証,RSA署名 レポート ----- ----- ----- ----- 【あり】 【あり】
第14回 アプリケーション層 DNS, HTTP 授業の復習 ----- ----- ----- ----- 【あり】 -----
第15回 まとめ 授業全体のまとめ ----- ----- ----- ----- ----- -----
第16回 期末試験 ----- ----- ----- ----- ----- -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
主に試験により評価し,一部レポートにて評価する.
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- --- --- 80% ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- --- --- --- 評価に加えず ---
宿題・授業外レポート --- --- --- --- 20% ---
授業態度・授業への参加度 --- --- --- --- --- --- 評価に加えず ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- --- --- --- --- ---
演習 --- --- --- --- --- --- --- ---
出席 --- --- --- --- --- --- 欠格条件 ---
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
備考
教科書として指定はしないが,参考書1に沿って講義をすすめる.
また,参考書2の内容は参考書1に準拠しているおり,値段も手ごろなので,自習に適している.
参考書にかかわる情報
参考書 書名 コンピュータネットワーク 第5版 ISBN 978-4822284763
著者名 タネンバウム,ウエザロール 出版社 日経BP社 出版年 2013
参考書 書名 コンピュータネットワーク概論 ISBN 978-4-320-12347-2
著者名 水野 忠則 出版社 共立出版 出版年 2014
参考書 書名 現代暗号への招待 ISBN 978-4-7819-1262-2
著者名 黒澤 馨 出版社 サイエンス社 出版年 2010
参考書 書名 基礎を学ぶ 通信工学 ISBN
著者名 植松,松本 出版社 オーム社 出版年
参考書 書名 日経NETWORK ISBN
著者名 出版社 日経BP社 出版年
備考
意欲のある学生は「参考書1」で自習することを強く薦める.
以下のURLのサイトで情報ネットワークの講義動画が閲覧可能である.
http://media.pearsoncmg.com/ph/streaming/esm/tanenbaum5e_videonotes/tanenbaum_videoNotes.html
メッセージ
ネットワークの構築・運用は社会で役に立つスキルのひとつです.本講義でその基礎が修得できるよう,予習・復習に励んでください.また意欲のある学生は実際にサーバを組んでみることをお薦めします.
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
確率論と情報理論,情報科学基礎実習,グラフ理論,データ構造とアルゴリズム
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