開講年度
開講学部等
2019
工学部
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
前期
月3~6
演習
9.8
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061310810
応用化学演習Ⅰ[Seminar for Applied Chemistry Ⅰ]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
鬼村 謙二郎[ONIMURA Kenjiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
鬼村 謙二郎 [ONIMURA Kenjiro], 上村 明男 [KAMIMURA Akio], 小松 隆一 [KOMATSU Ryuichi], 酒多 喜久 [SAKATA Yoshihisa], 藤井 健太 [FUJII Kenta], 麻川 明俊 [ASAKAWA Harutoshi]
区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
Seminar for Applied Chemistry I
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
大学における学習の意味と目的を理解するためのセミナーです。どのように講義・演習を履修してゆくのか?科学技術者として社会にどのように貢献していくか?などを学びます。また,専門科目の理解のために高校の化学の復習を兼ねて化学の基礎をマスターします。
また企業や研究所の実務経験を活かし,安全,化学分野における基礎知識や英語を含めたコミュニケーション能力の重要性を説明する。
一般目標
工学部応用化学科の学習目的・目標を理解する。
英語で書かれたテキストを素早く読みこなせるスキルを身につける。
技術者として社会にどのように貢献していくかを理解する。
化学の基礎をマスターする。
授業の到達目標
知識・理解の観点
工学部応用化学科の学習目的・目標を理解する。
大学生活の基礎について学ぶ。
情報や化学物質の安全な取扱い,サイエンティフィックプレゼンテーションについて学ぶ。
専門科目の履修に必要な化学の基礎を講義と演習を通じてマスターする。
思考・判断の観点
高校の化学の復習を兼ねて,専門で必要な事項をマスターする。
英語で書かれた文書を読み,内容を理解する。
関心・意欲の観点
数多くの演習問題をこなし,能力の向上を図る。
グループワークによるプレゼンテーション作成や発表に積極的に参加できる。
態度の観点
グループでの出席管理,回覧,メンバー相互の意思疎通などを図り,以後の人間関係の基礎を形成する。
技能・表現の観点
英語や英語で書かれた教科書についての読み方や付き合い方を身につけ、速やかに読み下せる方法を身につける
その他の観点
授業計画
【全体】
以下の内容を実施しますが,各週の授業実施計画は,少し変更することもあります。詳しくは,授業開始時に指示します。
まず,大学で学ぶ意義を理解し,情報や化学物質の安全な取り扱いについての講義を行った後,8週にわたって高校の化学と大学の化学の橋渡し的な内容を講義・演習します。多くの演習問題をこなし,自身の能力を高める努力をして下さい。サイエンティフィックな英文を読むための基礎を知る授業を行います。最後に後期以降の履修について説明します。
3コマ目の開始時に下記教科書(TOEIC キクタン600)の単語テストを行います。講義全体で10回行います。範囲は7日分ずつ。初回は第2週の授業の時に行いますから、あらかじめ予習して臨むこと。
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
①大学で学ぶということ
②化学物質の安全な取り扱い
①応用化学科カリキュラムを紹介し,科目間の関わり,卒業研究や就職との関係を示すこと大学で学ぶ動機付けをする。
②化学実験の際に気をつけること,してはいけないことなどを中心に,安全に化学実験を行うための基礎知識を身につける。化学実験を安全に行うための心構えを実際に身近に起こった事故などを例にして解説する。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【少】(授業時間の15%未満)
【少】(授業時間の15%未満)
【少】(授業時間の15%未満)
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第2回
有機化学演習(1) -プロローグの章-
教科書のプロローグの章に載っている有機化学の歴史と役割について解説します。英語の教科書に慣れて速やかに読みこなせるトレーニングをします。
下記の教科書(Organic Chemistry: A mechanistic approach)を持参すること(忘れた場合は欠席とします)。教科書Prologueの章を授業開始までに一読してアウトラインを理解しておくこと。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第3回
基礎化学演習I(1) -測定の体系-
単位の相互変換,質量と重量,密度,有効数字について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第4回
有機化学演習(2) -第1章-
Chapter 1: Atoms, Molecules, and chemical bondingsの章を学習します。英語の教科書に慣れて速やかに読みこなせるトレーニングをします。
下記の教科書(Organic Chemistry: A mechanistic approach)を持参すること(忘れた場合は欠席とします)。教科書Chapter 1を授業開始までに一読してアウトラインを理解しておくこと。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第5回
基礎化学演習I(2) -物質の構成-
混合物と化合物,原子と分子,原子の構造について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第6回
化学Ⅰ演習(無機化学分野)(1)
高校の化学の復習
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第7回
化学Ⅰ演習(無機化学分野)(2)
無機化学Ⅰ:原子構造等
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第8回
基礎化学演習I(3) -化学結合-
様々な結合,電気陰性度,イオン化エネルギーと電子親和力,酸化数,極性について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第9回
有機化学演習(3) -第2章-
Chapter 2: Molecular structure and shapes of organic moleculesの章を学習します。英語の教科書に慣れて速やかに読みこなせるトレーニングをします。
下記の教科書(Organic Chemistry: A mechanistic approach)を持参すること(忘れた場合は欠席とします)。教科書Chapter 2を授業の開始までに一読してアウトラインを理解しておくこと。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第10回
化学Ⅰ演習(物理化学分野)(1)
物理化学基礎;物理量と単位、物質量、密度に関しての演習
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第11回
基礎化学演習I(4) -エネルギー-
発熱反応と吸熱反応,反応熱・生成熱・エンタルピー,熱化学方程式について演習を行い,それぞれの項目を確実にマスターする。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第12回
セミナー,演習
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第13回
有機化学演習(4) -第5章-
Chapter 5: Conjugation, pi-electron delocalisation and aromaticityの章を学習します。英語の教科書に慣れて速やかに読みこなせるトレーニングをします。
下記の教科書(Organic Chemistry: A mechanistic approach)を持参すること(忘れた場合は欠席とします)。教科書Chapter 5を授業の開始までに一読してアウトラインを理解しておくこと。
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
【多】(授業時間の50%超)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
第14回
化学Ⅰ演習(物理化学分野)(2)
状態方程式と気体の法則;ボイルの法則、シャルルの法則、理想気体の状態方程式、分圧の法則に関しての演習
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
出席状況,演習への参加,課題提出状況などから総合的に評価する。欠席回数が3回よりも多い場合は欠格とする。6月実施のTOEICIPテストの結果も成績に加味しますので受験すること。
出席は、端末によってチェックするので学生証を忘れないこと。学生証忘れの場合(受講者自身に責のある場合)は自動的に欠席とする。また、全体の75%以下の出席しかない場合は理由のいかんを問わず単位を与えない。授業の課題が未提出(提出期限遅れを含む)の場合も「欠席」として取り扱う。白紙提出やそれに準ずる場合も未提出とする。出席が75%以上あったとしても欠席多数の場合は、授業態度や提出物の内容に応じて別途する。真にやむを得ない欠席(例えば、はしかによる出席停止や家族の冠婚葬祭)の場合はできるだけ早く相談すること。
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
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評価に加えず
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小テスト・授業内レポート
◎
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20%
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宿題・授業外レポート
◎
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◎
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20%
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授業態度・授業への参加度
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◎
◎
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40%
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
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演習
◎
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20%
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出席
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◎
◎
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欠格条件
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その他
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教科書にかかわる情報
教科書
書名
Organic Chemistry: A mechanistic approach
ISBN
978-0-19-969327-6
著者名
Tadashi Okuyama and Howard Maskill
出版社
Oxford University Press
出版年
教科書
書名
【新形式問題対応/CD-ROM付】 改訂版キクタンTOEIC TEST SCORE 600
ISBN
978-4-7574-2816-4
著者名
一杉武史
出版社
アルク
出版年
2016
備考
(1)テキストを配布します。
(2)有機化学分については教科書(Organic Chemistry: A mechanistic approach)を使用します。また,教科書購入時には化学IIで使用する分子模型セットとワークブックを一緒に購入して下さい。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
(1)授業に関する連絡などを,共通教育の掲示板などに掲示することもあるので,掲示板を必ず毎日確認するようにして下さい。
(2)グループ内で情報が共有できるように一人一人が心がけて下さい。
(3)英語の成績データは重視しますので、指定されたIPテストおよび単語テストにも全力を尽くすこと
キーワード
英語・物理化学・無機化学・有機化学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
応用化学科 化学系専門科目
工学部専門テクニカルコミュニケーションα
連絡先
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オフィスアワー
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