タイトル

開講年度 開講学部等
2019 工学部
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
前期 月5~6 講義 1.3  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061320110 化学工学I[Chemical Engineering I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
吉本 誠[YOSHIMOTO Makoto]
担当教員[ローマ字表記]
吉本 誠 [YOSHIMOTO Makoto]
区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
Fundamentals of Chemical Engineering 1
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
実験室で開発された製品を大規模に製造するためには、原料の供給や混合、反応、分離などさまざまな操作が必要となる。このために必要となる装置や一連の装置全体(化学プロセス)を合理的に選定・設計・操作するためには、物質の物理的・化学的変化とエネルギーの移動を理解する必要がある。化学プロセスを物理・数学の手法を使って解析する学問が化学工学である。化学工学1では化学工学の基礎について学習する。
一般目標
1)次元と単位を理解する。
2)化学工学の基礎となる物質収支を学習して、その役割と重要性を理解する。
3)反応速度と反応操作の基礎を学習して、その役割と重要性を理解する。
4)化学工学の専門用語を日本語と英語で覚える。
授業の到達目標
知識・理解の観点
1)物質・熱収支の概念を理解する。
2)反応速度と反応操作の基礎を理解する。
思考・判断の観点
1)簡単なプロセスについての物質・熱収支式をつくることができる。
2)反応装置の簡単な設計ができる。
関心・意欲の観点
身の回りの装置や現象が化学工学の概念にに基づいて理解できる。
授業計画
【全体】
計算や式の導出を自分で行うように工夫する。毎回、授業の最後に演習を実施する。
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 概要 化学工学の定義、その発展と歴史、化学工学の役割 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第2回 収支1 SI単位の説明および物質収支の定義を学習し簡単なプロセスの物質収支を取る。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第3回 収支2 簡単な物理プロセスの物質収支について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第4回 収支3 化学反応を伴うプロセスの物質収支について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第5回 収支4 化学プロセスのエネルギー収支について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第6回 反応速度1 化学反応速度の定義,導出,濃度・温度依存性について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第7回 反応速度2 1次反応の特徴について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第8回 演習 ここまでの学習内容について演習で理解の程度を確認する。 ----- ----- 【多】(授業時間の50%超) ----- ----- -----
第9回 反応操作の基礎 反応プロセスの重要性と反応器の種類・特徴について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第10回 理想流れ 理想流れの特徴について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第11回 回分式反応器 回分式反応器の特徴と設計について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第12回 流通式槽型反応器 流通式槽型反応器の特徴と設計について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第13回 流通式管型反応器 流通式管型反応器の特徴と設計について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第14回 各反応器の性能の比較 各反応操作をさまざまな観点から比較して,最適な反応器を選定・設計する方法について学習する。 ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第15回 演習 ここまでの学習内容について演習で理解の程度を確認する。 ----- ----- 【多】(授業時間の50%超) ----- ----- -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
演習試験結果と授業への出席状況と演習を考慮して、総合的に評価する。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- 80% ---
小テスト・授業内レポート --- --- 20% ---
宿題・授業外レポート --- --- --- --- --- --- --- ---
授業態度・授業への参加度 --- --- --- --- --- --- --- ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- --- --- --- --- ---
演習 --- --- --- ---
出席 --- --- --- --- --- --- --- ---
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ベーシック化学工学 ISBN
著者名 橋本健治 出版社 化学同人 出版年 2006
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 福田秀樹ほか ISBN
著者名 標準化学工学 出版社 化学同人 出版年 2006
参考書 書名 佐野雄二ほか ISBN
著者名 ポケコン・パソコンで学ぶ化学工学 出版社 信山社 出版年 1992
備考
化学工学に関する教科書・参考書は図書館に多数あります。
メッセージ
基礎的な物理や数学を必要とする講義です。
キーワード
化学工学 プロセス 単位 次元 収支 反応速度 反応装置
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
化学工学2、生物化学工学、プロセス設計学、物理化学
連絡先
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】
オフィスアワー
【匿名アクセスではこの情報を閲覧できません。】

ページの先頭へ