開講年度
開講学部等
2024
共通教育
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
後期集中
集中
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1002220017
知財展開科目B1(情報法と知的財産)[Intellectual Property Development SubjectB1]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
KUCHKOROV MIRSHOD[KUCHKOROV MIRSHOD]
○
担当教員[ローマ字表記]
KUCHKOROV MIRSHOD [KUCHKOROV MIRSHOD], 小川 明子 [OGAWA Akiko]
区分
対象学生
全学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
情報法と知的財産(Information Law and Intellectual Property)
概要
知的財産法は、人による創作物等を保護するものである。一方で、創作されたモノは、「情報」であるといった側面もある。この講義では、「情報」を保護すると言った観点から、著作権法のみならず、肖像権、パブリシティ権、プロバイダー保護法、個人情報保護法等について講義を行う。
一般目標
情報法の定義について学び、知的財産の情報としての特徴を理解した上で、知的財産以外の情報を守る法制度について検討を行う。
授業の到達目標
知識・理解の観点
情報法の基礎を理解することができる。
思考・判断の観点
法的な考え方を基礎として、情報保護について検討することができる。
関心・意欲の観点
情報保護の重要性に関心を持つ。
授業計画
【全体】
著作権法を始め知的財産制度を概観したのち、知的財産法では規定されない情報の保護に係る法について解説する。
・著作権法、特許法
・顧客吸引力を保護するパブリシティの権利
・肖像権
・プロバイダ責任制限法
・個人情報保護法 等
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
オリエンテーション
情報とは何か
授業の趣旨・目的やスケジュールなどについて説明する。
情報の定義、情報の種類、関連する法律、表現の自由、表現の自由の規制、情報公開法といったことについて講義。情報法や知的財産に関連する判例等を使ってグループワークを行う。
情報について今まで(中学や高校で)学んできたことを整理する。
知的財産に関する授業を受けたことがあるのか、或いはどのくらいの知識があるか、考えてくる。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
第2回
通信と秘密
表現と通信の区別、通信の秘密、放送法などの話をする。
小レポートやワークシートを記入してもらう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
第3回
プライバシー権の歴史
肖像権、プライバシー権やパブリシティ権などの話をする。
小レポートやワークシートを書いてもらう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
第4回
プラットフォームと競争
情報の流通基盤をめぐる競争と規制、独禁法の関連規定などについて取り扱う。
小レポートやワークシートを書いてもらう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
第5回
個人情報の保護
個人情報保護制度の概要、自己情報コントロール権、個人情報の利用目的などについて話す。
小レポートやワークシートを書いてもらう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
第6回
著作権法上の救済
2020年法改正
著作権侵害に対する救済方法(民事的救済、刑事的救済)について説明し、情報関係の各法律に関わる事件を紹介する。
小レポートやワークシートを書いてもらう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
第7回
情報法をめぐる世界の状況
OECD8原則、個人情報保護制度の国際関係などについて話をし、最近話題のフェイクニュース関連の事例を紹介し、グループワークを行う。
小レポートやワークシートを書いてもらう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
第8回
全体の振り返り
小テスト
全体を振り返って、小テストを行う。
授業で学んだ内容の定着を確認するための小テストや授業全体についての感想文を書いてもらう。
【中】(授業時間の15%〜50%)
【中】(授業時間の15%〜50%)
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【あり】
【あり】
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
講義への参加20%
授業内レポート20%
最終レポート60%
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
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小テスト・授業内レポート
◎
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◎
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60%
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宿題・授業外レポート
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20%
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授業態度・授業への参加度
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◎
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20%
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
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演習
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出席
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欠格条件
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その他
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教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
連絡先
ao@yamaguchi-u.ac.jp
miru@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで連絡してください。
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