タイトル

開講年度 開講学部等
2024 共通教育
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
前期 水5~6 講義 6.0  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1002250001 DX概論(DX概論) 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
湯浅 修一[YUASA Shuichi]
担当教員[ローマ字表記]
湯浅 修一 [YUASA Shuichi]
区分   対象学生 2年生以上 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
Introduction to DX
概要
DX(デジタル・トランスフォーメーション)の背景、概念、重要性などを理解し、DX推進の手法としてのデータやデジタル技術の活用法の概要について学ぶ。また、DXの取り組み事例を知り、企業がどのようにデータやデジタル技術を活用して課題解決に取り組んでいるのか(競争力を高めようとしているのか)を学ぶ。
一般目標
・DXの背景、概念、重要性を理解する。
・DXはデジタルツールの導入ではなく、課題解決のための取り組みであり、データやデジタル技術はそのための手段にすぎないことを理解し、説明できる。
・課題解決においてデータやデジタル技術、各種ツールを活用する場面をイメージできる。
授業の到達目標
知識・理解の観点
DXの定義、背景、概念、重要性を理解している。
思考・判断の観点
課題解決においてデータやデジタル技術、各種ツールを活用する場面を判断できる。
関心・意欲の観点
課題解決のためにデータやデジタル技術を活用することに関心・意欲をもっている。
態度の観点
課題解決のためにデータやデジタル技術を活用する態度を身につけている。
技能・表現の観点
DXはデジタルツールの導入ではなく、課題解決のための取り組みであり、データやデジタル技術はそのための手段にすぎないことを理解し、説明できる。
その他の観点
DXを推進するリーダーとしてDXに主体的に取り組むマインドを身につけている。 
授業計画
【全体】
15回の授業のうち、10回目までは1名の授業担当教員による講義を行います。11回目から14回目までは外部講師による企業のDXの取り組み事例の紹介や事例に基づく討議を行います。15回目は担当教員によって14回目までの授業の総括を行います。
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 DXとは何か 
・DXの定義
・デジタル技術の進歩と特性  
・DXの取り組み例
・DXを学ぶ視点
経済産業省のWEBサイト等でDXの定義やDXの取り組みを予習(2時間)
担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第2回 DXと社会変化 ・デジタル技術と社会の変化
 (Society 5.0)   
・山口市のスマートシティ推進ビジョン
・各国のデジタル化の動き  
・日本のSociety5.0についての予習(2時間)
・担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第3回 DXの素材としてのデータ1
・データ化の意義  
 (見える化、わかる化、変わる化)
・データドリブン(データ駆動) 
・データの意義についての予習(2時間)
・担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第4回 DXの素材としてのデータ2 ・データ分析・活用のアプローチ
・データ分析・活用の例 
・データ分析・活用のアプローチについての予習(2時間)
・担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第5回 デジタル技術と企業1 ・OA化の進展(昭和のオフィスと今)
・AIのメリットと課題  
・デジタル時代の働き方
・デジタルツールについての予習(2時間)
・担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第6回 デジタル技術と企業2
・デジタル技術がビジネスにもたらすもの
・企業のDXへの取り組み状況

・デジタル技術とビジネスについての予習(2時間)
・担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第7回 DXの進め方1
実際のDXの進め方1
・企業のビジョンと経営戦略
・経営戦略とDX
・経営戦略についての予習(2時間)
・授業担当教員の指示による次回準備(2時間)

【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第8回 DXの進め方2 実際のDXの進め方2
・両利きの経営とDX
・デジタル化のステップ 
・デジタル化のステップについての予習(2時間)
・担当教員の指示による復習と次回準備(2時間)

【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第9回 DXの進め方3
実際のDXの進め方3
・イノベーションとDX 
・DXの成功事例、失敗事例 
・イノベーションについての予習(2時間)
・担当教員の指示による復習と次回準備(2時間)

【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第10回 DXの進め方4
実際のDXの進め方4
・DXで求められる人材像 
・DXリーダーに求められるマインド  
・DXリーダーについての予習(2時間)
・担当教員の指示による復習(2時間)

【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第11回 事例に学ぶDX1 DXの状況と可能性
・実際にDXを推進している企業の講師による事例紹介1
・これまでの授業内容の復習(2時間)
・授業担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第12回 事例に学ぶDX2 DXの状況と可能性
・実際にDXを推進している企業の講師による事例紹介2
・これまでの授業内容の復習(2時間)
・授業担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第13回 事例に学ぶDX3 DXの状況と可能性
・実際にDXを推進している企業の講師による事例紹介3
・これまでの授業内容の復習(2時間)
・授業担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第14回 事例に学ぶDX4 DXの状況と可能性
・実際にDXを推進している企業の事例に基づく討議  
・これまでの授業内容の復習(2時間)
・授業担当教員の指示する項目の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
第15回 まとめ これからのDX
・これからの企業が対峙するもの
・これからのDX 
・これまでの授業の復習(2時間)
・授業全体の復習(2時間)
【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【あり】 【あり】
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
定期試験(筆記試験)と小テスト・授業内レポート、および授業態度・授業への参加度で評価する。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- 70% ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- 20% ---
宿題・授業外レポート --- --- --- --- --- --- --- ---
授業態度・授業への参加度 --- --- --- 10% ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- --- --- --- --- ---
演習 --- --- --- --- --- --- --- ---
出席 --- --- --- --- --- --- --- ---
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
この授業は、企業での経営企画立案等の実務経験を持つ教員が、その経験を踏まえ、DXの背景、概念、重要性等を講義するものである。 
キーワード
DX、経営戦略、イノベーション
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
連絡先
教育・学生支援機構 教育支援センター DX人材育成推進室 湯浅 修一
内線:5067
メールアドレス:shuichi.yuasa@yamaguchi-u.ac.jp 
オフィスアワー
平日 9:00~17:00
(来訪時は事前に連絡をお願いします。) 

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