開講年度
開講学部等
2018
理学部
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
前期
木9~10
講義
1.2
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1042200100
情報ネットワーク[Information Network]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
野﨑 隆之[NOZAKI Takayuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
野﨑 隆之 [NOZAKI Takayuki]
区分
対象学生
対象年次
3~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
情報ネットワーク (Information Networks)
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
今日広く利用されているインターネットや電話網は情報ネットワーク技術によって支えられている.日々進化を続けるインターネット技術を理解するには情報ネットワークの知識は欠かすことができない.本講義では情報ネットワークの基礎を身につけ,身の回りのネットワーク技術にどのように活用されているかを理解する.
一般目標
情報ネットワークの基礎を理解する.
授業の到達目標
知識・理解の観点
・以下のキーワードの説明が出来る.
階層モデル,多重化,フレーム化,誤り制御,スイッチング,ルーティング,輻輳制御,フロー制御,暗号,認証,フロー制御プロトコル,MACプロトコル,インターネットプロトコル(IP),UDP,TCP,DNS,HTTP
思考・判断の観点
・以下のキーワードの計算・構成が出来る.
伝送レートの限界,レイテンシ,CDM,誤り検出符号,スイッチング,スパニングツリー,ルーティング,指数加重移動平均,min-max公平性,RSA暗号,RSA署名
関心・意欲の観点
身の回りのネットワーク技術に関心を持つ
授業計画
【全体】
ネットワークモデルを階層化し,低階層から順に講義を進める.
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
導入と概要
ネットワークとその構成要素,問題提起と解決法の概略
授業の復習
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【あり】
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第2回
プロトコルの階層化と参照モデル
プロトコルの階層化,参照モデル
授業の復習
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【あり】
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第3回
物理層
伝送媒体,デジタル変調,伝送レートの限界,多重化
レポート
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【あり】
【あり】
第4回
データリンク層1
フレーム化,誤り制御
授業の復習
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【あり】
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第5回
データリンク層2
フロー制御,多重化(old Ethernet)
授業の復習
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【あり】
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第6回
データリンク層3
多重化(無線),スイッチング
レポート
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【あり】
【あり】
第7回
ネットワーク層1
ルーティング1
授業の復習
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【あり】
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第8回
ネットワーク層2
ルーティング2,IPアドレス
授業の復習
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【あり】
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第9回
ネットワーク層3
IPアドレス,ネットワーク間接続
レポート
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【あり】
【あり】
第10回
トランスポート層1
TCPとUDP,フロー制御
授業の復習
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【あり】
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第11回
トランスポート層2
輻輳制御
レポート
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【あり】
【あり】
第12回
情報セキュリティ1
暗号システム,共通鍵暗号,公開鍵暗号,公開鍵暗号の数学的準備
授業の復習
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【あり】
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第13回
情報セキュリティ2
RSA暗号,認証,RSA署名
レポート
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【あり】
【あり】
第14回
アプリケーション層
DNS, HTTP
授業の復習
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【あり】
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第15回
まとめ
授業全体のまとめ
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第16回
期末試験
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
主に試験により評価し,一部レポートにて評価する.
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
◎
◎
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80%
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小テスト・授業内レポート
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評価に加えず
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宿題・授業外レポート
◎
◎
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20%
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授業態度・授業への参加度
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評価に加えず
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
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演習
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出席
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欠格条件
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その他
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教科書にかかわる情報
備考
教科書として指定はしないが,参考書1に沿って講義をすすめる.
また,参考書2の内容は参考書1に準拠しているおり,値段も手ごろなので,自習に適している.
参考書にかかわる情報
参考書
書名
コンピュータネットワーク 第5版
ISBN
978-4822284763
著者名
タネンバウム,ウエザロール
出版社
日経BP社
出版年
2013
参考書
書名
コンピュータネットワーク概論
ISBN
978-4-320-12347-2
著者名
水野 忠則
出版社
共立出版
出版年
2014
参考書
書名
現代暗号への招待
ISBN
978-4-7819-1262-2
著者名
黒澤 馨
出版社
サイエンス社
出版年
2010
参考書
書名
基礎を学ぶ 通信工学
ISBN
著者名
植松,松本
出版社
オーム社
出版年
参考書
書名
日経NETWORK
ISBN
著者名
出版社
日経BP社
出版年
備考
意欲のある学生は「参考書1」で自習することを強く薦める.
以下のURLのサイトで情報ネットワークの講義動画が閲覧可能である.
http://media.pearsoncmg.com/ph/streaming/esm/tanenbaum5e_videonotes/tanenbaum_videoNotes.html
メッセージ
ネットワークの構築・運用は社会で役に立つスキルのひとつです.本講義でその基礎が修得できるよう,予習・復習に励んでください.また意欲のある学生は実際にサーバを組んでみることをお薦めします.
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
確率論と情報理論,情報科学基礎実習,グラフ理論,データ構造とアルゴリズム
連絡先
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オフィスアワー
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