タイトル

開講年度 開講学部等
2019 工学部
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
前期 木1~2 講義 4.0  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061330380 有機合成化学[Organic Synthesis] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
西形 孝司[NISHIKATA Takashi]
担当教員[ローマ字表記]
西形 孝司 [NISHIKATA Takashi]
区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
Synthetic organic chemistry
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
有機合成で重要な炭素-炭素結合構築方法について、様々な反応を紹介する。特にこの講義では、有機化学IやIIで詳しく触れられなかった触媒による最新の有機合成化学を学習していく。
一般目標
有機化学IとIIの内容をさらに発展させ、有機合成を行う上で重要な概念や知識の習得を目指す。
触媒による有機合成がどのようなものなのかをしっかりと身に着ける。
具体的には、次の理解を目指す
1.金属錯体の理解
2.金属錯体の素反応
3.金属まわりでの有機合成反応
4.触媒的有機合成
授業の到達目標
知識・理解の観点
合成に必要な知識の習得。
触媒反応の理解。
思考・判断の観点
合成を行う上で適切な反応を選択できる。
反応の原理が理解できる。
関心・意欲の観点
合成反応がどのように開発され、社会にどれだけの
インパクトを与えたのかに関心を持ち、これからの
有機化学界を担うものとしての教養を身に着ける。
態度の観点
多くの合成反応への関心を積極的に持ってもらう。
技能・表現の観点
合成知識を的確に使いこなせるようにする。
その他の観点
演習問題を通して有機合成の全体的な能力の向上を目指す
授業計画
【全体】
講義の前半は、これまでの有機化学の総復習と共に官能基ごとにどのような反応を
行うことができるのかを概観する。そして、合成戦略の基本的な立て方を実例を交えて
説明していく。
中盤以降は、現在の最新の合成法、特に触媒による炭素-炭素結合形成法をノーベル賞を
獲得した反応を説明しながら紹介する。
毎回の演習などで、学生の理解度をサポートしながら反応の組み立て方るにはどのような
戦略を立てたらよいのかを身に着けてもらう。
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 合成とは? 講義の全体説明と有機合成に関するイントロダクション 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第2回 反応の種類I 有機合成で使う反応の原理を紹介 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第3回 反応の種類II 各種官能基変換反応の紹介 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第4回 合成戦略 合成経路の設計 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第5回 有機金属化学の基礎I グリニヤ試薬を中心としたカルボアニオンの化学 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第6回 有機金属化学の基礎II 金属錯体の考え方と有機合成 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第7回 有機合成における触媒の役割 触媒を使った有機合成の紹介 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第8回 中間演習 これまでの内容の総復習を試験形式で行う。 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第9回 オレフィンの変換反応 オレフィンの変換反応紹介 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第10回 酸化と還元反応 有機合成における酸化と還元の原理 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第11回 炭素-炭素結合構築法I ノーベル賞受賞反応であるカップリングを紹介 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第12回 炭素-炭素結合構築法II カップリングの有機合成における実用例を紹介 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第13回 炭素-炭素結合構築法III 有用物質合成を各種紹介 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第14回 合成における立体選択性 立体選択性の基礎 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
第15回 最新の合成法 炭素組み換え反応による有機合成 演習の答案提出 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) 【少】(授業時間の15%未満) ----- -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
中間・期末試験に加え、授業内の演習・レポートなどで総合的に評価します。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- --- --- 60% ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- --- 20% ---
宿題・授業外レポート --- --- --- --- --- 10% ---
授業態度・授業への参加度 --- --- --- --- --- --- 10% ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- --- --- --- --- ---
演習 --- --- --- --- --- --- 欠格条件 ---
出席 --- --- --- --- --- --- --- ---
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
檜山為次郎、有機合成化学、2012、東京化学同人 (ISBN9780408079-0760-1)
村井眞二訳、ヘゲダス遷移金属による有機合成、東京化学同人
メッセージ
金属触媒と有機合成が密接にかかわっていることを学んでください。
キーワード
有機合成、有機金属
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
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