タイトル

開講年度 開講学部等
2024 工学部
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
前期前半 水3~4 講義 1.4  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1061621960 構造デザイン論[Structural Design] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
秋田 知芳[AKITA Tomofusa]
担当教員[ローマ字表記]
秋田 知芳 [AKITA Tomofusa], 稲井 栄一 [INAI Eichi], 山田 和彦, 本間 小百合 [HOMMA Sayuri]
区分   対象学生 平成30年度以降入学者 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
構造デザイン論 (Introduction to Architectural Structure)
概要
建築物は,日常においても,地震・台風・火災等の災害時においても,人々が安心して快適な生活ができる空間でなければならない。本授業では,基礎・組積造・木造・鉄筋コンクリート造・鋼構造などの建築構造形式の変遷を紹介し,各種の基礎形式と各構造形式の特徴、原理、構法、使用材料、耐荷機構などの特徴を学ぶ。
一般目標
建築構造技術の全体像を把握し、これから建築に携わる人が必要となる建築物の使用材料、耐荷機構、構法などについての入門的知識を身に付ける(DP3、DP4)。
授業の到達目標
知識・理解の観点
1)建物を構成している要素を理解する。
2)各種基礎、建築構造形式の原理と特徴を理解する。
3)各種建築構造形式の基礎、柱、梁、床スラブ、耐力壁などの部位・部材の構成方法と使用材料を理解する。
思考・判断の観点
1)建築物の用途や規模などによって構造形式の適否を判断できる。
2)構造部材の配置と構法、使用材料の合理性を判断できる。
関心・意欲の観点
該当なし
態度の観点
該当なし
技能・表現の観点
該当なし
その他の観点
該当なし
授業計画
【全体】
各種の建築構造形式の構法、特徴および使用材料などについて、図面や写真等を利用して解説する。
項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 授業ガイダンス,地震について 地震の基礎知識を学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。 授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 該当なし ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第2回 地震被害と耐震設計 建物の耐震設計の概要を学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。 授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 該当なし ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第3回 RC造(1) 鉄筋コンクリート構造の歴史・原理・特徴・構造形式や材料(鉄筋とコンクリート)について学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。 授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 該当なし ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第4回 RC造(2) 鉄筋コンクリートで構成されるラーメン構造について学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。 授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 該当なし ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第5回 RC造(3) 鉄筋コンクリートで構成される壁式構造について学ぶ。授業の最後に内容理解を問う小テストを行う。 授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 該当なし ----- ----- 【少】(授業時間の15%未満) ----- ----- -----
第6回 鉄骨構造 強度の高い材料である鋼材の特性、鉄骨構造とされることが多い高層ビルなどの実例を学ぶ。授業後半に内容理解を問う小テストを行う。
授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 講義ノートに記載 ----- ----- 【中】(授業時間の15%〜50%) ----- ----- -----
第7回 大スパン構造 大スパンの建物に取り込まれることが多い、吊り構造、トラス構造、アーチ構造、山形ラーメンなどの力学、実際の建物例について学ぶ。授業後半に内容理解を問う小テストを行う。 授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 講義ノートに記載 ----- ----- 【中】(授業時間の15%〜50%) ----- ----- -----
第8回 制震・免震構造 免震構造の力学、実際の建物例を学ぶ。授業後半に内容理解を問う小テストを行う。 授業内容の復習を行う。(目安時間:4時間) 講義ノートに記載 ----- ----- 【中】(授業時間の15%〜50%) ----- ----- -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
小テストの成績を総合的に評価する。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- --- --- --- --- --- ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- --- 100%
宿題・授業外レポート --- --- --- --- --- --- --- ---
授業態度・授業への参加度 --- --- --- --- --- --- --- ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- --- --- --- --- --- --- ---
演習 --- --- --- --- --- --- --- ---
出席 --- --- --- --- 欠格条件
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
備考
プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 図説 やさしい建築一般構造 ISBN 978-4-761524777
著者名 今村仁美他 出版社 学芸出版社 出版年 2009
参考書 書名 構造用教材 ISBN 4818922331
著者名 日本建築学会編集 出版社 日本建築学会 出版年 2014
参考書 書名 ゼロからはじめる「S造建築」入門 ISBN 978-4-395-01026-4
著者名 原口秀昭著 出版社 彰国社 出版年 2011
参考書 書名 建築の構造 ISBN 978-4-306-03081-7
著者名 M.サルバドリー, R.ヘラー共著 ; 望月重訳 出版社 鹿島研究所出版会 出版年 1968
参考書 書名 耐震・制震・免震が一番わかる : 現在の建築物で重要視される地震対策をまんべんなく解説 ISBN 978-4-774-15342-1
著者名 高山峯夫, 田村和夫, 池田芳樹共著 出版社 技術評論社 出版年 2012
備考
・建築構造のしくみ : 力の流れとかたち(川口ほか)
・構造と感性 : 構造デザインの原理と手法(川口)
・架構のしくみで見る建築デザイン(増田)
・構造デザイン講義(内藤)
メッセージ
建築の構造について幅広く学びます。関心が沸いた部分は各自で学びを深めてください。
キーワード
構法、耐力、接合、材料、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
構造基礎力学Ⅰ・同演習、構造基礎力学Ⅱ・同演習、鉄筋コンクリート構造・同演習、鉄骨構造・同演習、建築材料Ⅰ、建築材料Ⅱ、建築材料実験、建築施工学
連絡先
秋田:akita@yamaguchi-u.ac.jp
稲井:inai@yamaguchi-u.ac.jp
山田:kzyamada@
オフィスアワー
秋田:金曜日16:20-17:50
稲井:木予備13:30-15:00
山田:火曜日18:00-19:30

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