タイトル

開講年度 開講学部等
2020 工学部
開講学期 曜日時限 授業区分 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント YFL育成プログラム
通年集中 集中 講義 8.9  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1063120600 機械工学特別講義(テクノロジー×アート)[Special Lecture of Mechanical Engineering] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
小柴 満美子[KOSHIBA Mamiko]
担当教員[ローマ字表記]
小柴 満美子 [KOSHIBA Mamiko]
区分   対象学生 機械 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
開設科目名(英訳)
Technology × Art 
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
デジタルやアナログの先端テクノロジーとアートが自由に融合する新分野を切り開くことができるイノベーション人材の育成を目指す。AI, Deep Learning、画像処理、webデザインなどの先端を目指す学生、全くプログラムは不得意だけれどアート・デザインに興味がある学生、など、あらゆる学生が対象。2016年初年度から振り返り「真にアクティブ、かつ、効果的に体得する授業」を、新受講生と講師、外部の全員で有意義な授業を創りだして行く。
デジタルアートやwebデザインで世界的に活躍するチームラボや、山口から世界に情報芸術発信基地として名をとどろかせるYCAM、産業界を牽引するマツダ、電通、等が、より創造性をかきたてる新しい提案を予定する。また、都市や巨大建築物などの環境デザインの先駆者らが、本質的な住環境芸術の要件を指し示す計画。技術開発事業と芸術表現領域の双方の実務経験を有する教員が主導し、作品公開などの実社会での挑戦、振返り、改良の経験を積む自己修練の機を提案する。併行する土・日曜日実施の宇部市セミナー「プレイリーダー養成講座」は、本講座の発展(単位非設定)として、参加を歓迎する(自由参加)。
一般目標
創り、表現し、振り返り、自らの進むべき概念の持ち方を、自主的な経験を通して学ぶことが目標です。
チームラボ、建築デザイナー、YCAM、プロダクトデザイナーなど、異なる演習のすべて、あるいは、いずれかで、チームのメンバーと共に作品創成法を練習してみてください。これらの演習を通した学びを統合して、宇部市最大集客イベントであるイルミネーション作品発表の場、TOKIWAファンタジア(ときわ公園、作品展示期間:11月後半から1月前半まで)への作品発表に挑戦してみてください。


授業の到達目標
知識・理解の観点
先端的に実社会で活躍する講師が、提案する各専門の概念を学び、自らの創造性の基盤に加える。
思考・判断の観点
独自性と共に、先行事例の応用展開を重視する。作品が表現する場や背景の調査と計画デザインの観点を磨く。
関心・意欲の観点
創成を意欲的に取り組み達成すること。関心を持ち続け、講師や他の学生の創成に、自身の学びを見出すこと。
態度の観点
自主的に取り組むこと。
技能・表現の観点
限られた時間やリソースのなかで、メンバー間で得意分野を補い合って、自身、他者、その両方の感性を高める表現を見出す。
授業計画
【全体】
パンフレットPDFをご参照下さい。3月15日現在、今年度までの受講生の希望を叶えるために予定立案中のため、下記は昨年度の実績です。(ものづくり創成センターホームページで公開、および、学内掲示)
作品創成から発表に至る学習は、併行する授業「ものづくり創成プロジェクト(2単位・通年)」として合わせて創成評価を受けることができます。
翌週までに用意されるDVDで受講し、レポートをMoodle上提出する受講形態も選べます。
いずれかの講師の課題に応え作品を提示すると、第一線を走る専門家の貴重な助言が得られます。
外部講師が、各専門業務のために予定を変更することがあります。
現在、予定立案中のため、下記は昨年度の実績です。

項目 内容 授業外指示 授業記録
A B C D E F
第1回 5月1日(金) 第1回 仙田満(環境デザイン研究所)「こどもは未来:ITネイティブにメッセージ」Zoom @ 志イノベーション道場

宇部が誇る村野藤吾の建築作品。その村野藤吾賞を受賞した建築家が空間創造の要点を次世代に指し示す。   【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第2回 5月14日(木)第2回 YCAM「デジタル・テクノロジー×アート」Zoom @ 志イノベーション道場
山口県から世界に発信するデジタルアートのつくり方を指南する。地域枠を越え文化プラットフォーム、YCAMのブランディングを紹介。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第3回 5月21 日(木) 第3回  内田文雄(龍環境計画)「その場所にふさわしいかたち+新しい価値」Zoom @ 志イノベーション道場

地域に根差す建物設計、および、ZEBハウス建築の山口大学における取組を紹介する。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第4回 6月4日(木) 第4回 チームラボ1「チームコンペ:webデザイン」 Zoom @ 志イノベーション道場
webデザインを、オンライン上でチームで情報共有・交換しながら創出し、eコマースの最適デザインを探索するワークショップ。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) ----- 【あり】 -----
第5回 6月4日(木) 第5回 チームラボ1「チームコンペ:webデザイン」 Zoom @ 志イノベーション道場
同上 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第6回 6月18日(木) 第6回  ヤフー 「ヤフーが取り組む「テクノロジー×アート×データ」水田千惠、上岡雄太郎  Zoom @ 志イノベーション道場
ヤフーが向かうデジタルテクノロジーとアートの融合にはデータメディア・デザインにより人間の進化する方向が指し示されている。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第7回 6月25日(木) 第7回  チームラボ 「オンライン課題・ラボボール」  Zoom @ 志イノベーション道場

空間演習エンジニアによるチームラボボールなどハードウェアの機能の事前にシミュレーションし、デジタルアートのものづくりを体験するワークショップ。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第8回 7月9日(木) 第8回 まつもとゆきひろ 「これからの市場価値を考える」  Zoom @ 志イノベーション道場
プログラミング、世界を先導する在り方。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第9回 7月16日(木) 第9回 チームラボ2 「ボール:発表」  Zoom @ 志イノベーション道場

課題発表と講評。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第10回 10月5日(月) 第10回 手塚由比「生きる力を育む空間設計」  Zoom @ 志イノベーション道場

先駆的建築デザインを事例を示し紹介する。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第11回 11月2日(月) 第11回 越塚登(東京大学)「Smart City Ube: AI やIoTを活用したまちづくり」  Zoom @ 志イノベーション道場

Smart City Ubeのプロジェクトの方向性を示し、近未来を先導する開発要件を考える。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第12回 11月30日(月)第12回 玉谷 聡「MAZDAのテクノロジー・デザイン」 Zoom @ 志イノベーション道場
国際的なビークルデザインは、人・生命の美しさから生まれる。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第13回 12月14日(月)第13回 千代田まどか 「Microsoftが提案する未来」 Microsoftが展開するITの今後を紹介。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第14回 12月21日(月)第14回 谷尻誠 吉田愛「サポーズのデザイン」 Zoom @ 志イノベーション道場 現代の若手建築デザインの展開の実践と今後を紹介。 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
第15回 1月18日(月) 第15回 電通 菅野薫「Technology×Art」   Zoom @ 志イノベーション道場

電通 が示す、Technology×Artとは? 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【中】(授業時間の15%〜50%) 【あり】 -----
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
創作活動、レポート、授業への取り組みや参加態度を評価します。創作活動は必須ではありません。
日程が他の学業に重なるときは、DVD受講などの補講を認めます。
【観点別】
知識・理解思考・判断関心・意欲態度技能・表現その他評価割合(%)JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験) --- --- --- --- --- --- --- ---
小テスト・授業内レポート --- --- --- --- --- --- --- ---
宿題・授業外レポート --- 20% ---
授業態度・授業への参加度 --- 40% ---
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 --- 20% ---
演習 --- 20% ---
出席 --- --- --- --- --- --- --- ---
その他 --- --- --- --- --- --- --- ---
教科書にかかわる情報
備考
ゼロから作るDeep Learning 斎藤 康毅  著 (オライリー・ジャパン)
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
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