開講年度
開講学部等
2019
大学院創成科学研究科(博士前期)
開講学期
曜日時限
授業区分
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
YFL育成プログラム
前期
木1~2
講義
1.8
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
3261030020
光・電子機能化学特論[Topics in Photon and Electron Induced Functional Chemistry]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中山 雅晴[NAKAYAMA Masaharu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中山 雅晴 [NAKAYAMA Masaharu], 笠谷 和男 [KASATANI Kazuo]
区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
開設科目名(英訳)
Topics in Photon/Electron-Induced Functional Chemistry
概要(共通教育の場合は平易な授業案内)
光および電子の関わる様々な現象を熱力学および速度論的な観点に基づいて解説する。
化学メーカーノ研究開発部門での勤務経験をもつ教員が含まれている。
一般目標
光および電子の関わる様々な現象を熱力学および速度論的な観点に基づいて理解する。理解を確実にするために適宜演習やレポート提出を課す。
授業の到達目標
知識・理解の観点
1.電子移動の化学に関する平衡論を理解する。
2.電子移動の化学に関する速度論を理解する。
3.分子の電子状態と光吸収や発光過程を理解する。
4.光機能有機材料の原理と応用を理解する。
思考・判断の観点
1.電子移動の化学に関する測定法を修得する。
2.デバイスの材料が機能を発揮する原理を説明できる。
関心・意欲の観点
1.電子移動反応が関わる研究例について考察する。
2.有機光機能材料について興味を持つ。
授業計画
【全体】
光および電子の関わる様々な現象を熱力学および速度論的な観点に基づいて解説する。1〜7週目は電子の関わる様々な現象を熱力学および速度論的な観点に基づいて理解する。8週目以降は,分子の電子状態と光化学初期過程を学ぶ。さらに有機光機能材料を用いた液晶や有機ELについて原理を理解する。
項目
内容
授業外指示
授業記録
※
A
B
C
D
E
F
第1回
分子軌道法
分子軌道法について復習する。
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【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
第2回
金属の電子構造
原子軌道からバンド構造を作成し,金属の性質を議論する。
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【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
【あり】
第3回
金属/溶液界面の構造
金属/溶液界面の構造を説明する。
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【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
【あり】
第4回
平衡論
電子移動化学の平衡論について解説する。
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【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
【あり】
第5回
速度論
電子移動化学の速度論について解説する。
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【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
【あり】
第6回
電子移動反応によるものづくり
電気化学析出の平衡と速度論について解説する。
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【少】(授業時間の15%未満)
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【あり】
【あり】
第7回
演習
1〜6周目の内容について演習を行う。
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【中】(授業時間の15%〜50%)
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第8回
分子のエネルギー準位と光化学
電子状態、スピン多重度、光の吸収と発光過程、無放射過程、など
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【少】(授業時間の15%未満)
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第9回
分子分光の基礎
光吸収、蛍光、燐光、蛍光寿命測定
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【少】(授業時間の15%未満)
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第10回
有機色素
有機色素の分類と性質
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【少】(授業時間の15%未満)
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第11回
有機発光材料
有機発光材料の分類と性質
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【少】(授業時間の15%未満)
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第12回
液晶
液晶材料と液晶ディスプレイの表示原理
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【少】(授業時間の15%未満)
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第13回
有機EL
有機ELの原理と有機ELディスプレイの原理
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【少】(授業時間の15%未満)
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第14回
有機EL
高分子EL、有機EL新発光材料
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【少】(授業時間の15%未満)
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第15回
有機半導体
有機半導体とその応用
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【少】(授業時間の15%未満)
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
①A〜Fのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
【E:振り返り】、【F:宿題】
②【多】、【中】、【少】は授業時間内におけるALが占める時間の割合を指しています。
【多】:授業時間の50%超、【中】:授業時間の15%〜50%、【少】:授業時間の15%未満。「振り返り」と「宿題」については該当する場合に【あり】と表示されます。
成績評価法
【全体】
後半は毎回小試験を行う。
【観点別】
知識・理解
思考・判断
関心・意欲
態度
技能・表現
その他
評価割合(%)
JABEE収集資料
定期試験(中間・期末試験)
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小テスト・授業内レポート
◎
◎
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35%
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宿題・授業外レポート
◎
◎
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55%
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授業態度・授業への参加度
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10%
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受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品
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演習
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出席
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その他
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教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
M. Paunovic
ISBN
0-471-71221-3
著者名
Fundamentals of Electrochemical Deposition
出版社
Wiley-Interscience
出版年
参考書
書名
A.J. Bard
ISBN
978-0-471-04372-0
著者名
Electrochemical Methods
出版社
John-Wiley & Sons, Inc
出版年
2000
参考書
書名
渡辺 正
ISBN
4-254-14593-4
著者名
電子移動の化学
出版社
朝倉書店
出版年
1996
備考
メッセージ
必要な資料を随時配布します。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
物資化学英語
連絡先
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オフィスアワー
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